スカナ島で、この前はじめてヒトデも発見した。
前にも、話したがスカナ島は珊瑚の死骸が堆積してできた干潟。
しかし、スカナ島の周辺には、まだ生きた珊瑚もいる。
大潮の日の干潮時には、その珊瑚たちも海水から顔をのぞかせている。
こちらで、ゆらゆらしているのはイソギンチャク。
海ブドウの様なものが、スカナ島に流れ着いている。
植林をした当初のスカナ島は、珊瑚の死骸がそのまま原型をとどめているものが多くあった。
地表は珊瑚や岩でごつごつしていた。
しかし、それから2年、地面の様子が変わったように感じる。
これは、スカナ島に住みはじめた生き物たちのおかげではないかと思っている。
カニや貝が多く住みはじめ、すみかとしての穴を掘る。
そのため、珊瑚の下の方にあった砂地の部分から砂をすくいだしてくれる。
地表に砂が多くなったため、地表の凹凸が目立たなくなってきたのではないだろうか・・・。
それと同時に、珊瑚の死骸を生き物たちや波が少しずつ砕いて、
砂にしていってくれているのではないだろうか。
でこぼこの多い地面より、なだらかな方が
マングローブたちも根を広く、大きく伸ばすことができる。
スカナ島では、マングローブたちと生き物たちの共生がはじまっているのかな!
Ayo menanam bakau!!