スカナ島にマングローブの種を2000本植えてから1ヶ月。
私たちはスカナ島まで小さな舟に乗ってでかけた。
舟に揺られながら、
マングローブの種は根付いているだろうか・・・、芽を出しているだろうか・・・、
いや、種が流されてなくなってしまっているのでは・・・?
期待と不安が頭の中を駆け巡る。
果たして種から植えるという、私たちの選択は正しかったのか・・・。
スカナ島に上陸して私たちが目にしたものは、
数本ではあるが、種の先のとがった部分がわかれて、双方に葉がひろがっている。
やった!!!

思わず自分の子供が増えたような、そんな気持ちになった。
マングローブ、かわいい。
世界中に、このかわいいマングローブたちを、たくさん増やしていきたい。

しかし、植えたマングローブの内の5%の種は流されていた・・
私のマングローブの恩師である琉球大学の馬場繁幸先生の話では80%残っていれば、
大成功と言われていた。
ここのマングローブは95%生存していたので、まずまず。
私たちのやり方は間違っていなかったと確信できる瞬間でもあった。
(流された5%の種は後日、植えなおしましたV)
この2000本のマングローブが出したくれた答えから、
私たちはこの種から植える方法でいこうと決め、その干潟全体に125,000本の種を植えた。
この干潟全体が緑色にうめつくされるのを願って。


Ayo menanam bakau!!