こんにちは、彩音です
昨日の続きをお話していきます
⑤サービスの基本は観察すること
皆さんは帝国ホテルをご存知ですか
有名な高級ホテルで、
おもてなしのレベルが高いことで有名な
一流ホテルです
帝国ホテルのあるドアマンは
常連客1000人の顔と名前、
さらに車の車種まで覚えているそうです
だから『〇〇様いらっしゃいませ』と言って、
車のドアを開けることができるのです
その帝国ホテルに、
『オールドインペリアルバー』という
バーがあるのですが、
そこのバーテンダーさんは、
お客様から注文があると、
1杯目はお客様が
最も手に取りやすい右斜め上に置くそうです
こちらについては、
多くのお店がやっていることかもしれません
しかし、おかわりの注文が来た時、
2杯目のグラスはどこに置くと思いますか
答えはお客様が自分で動かした、
1杯目のグラスと同じ位置です
誰でもバーやカフェで飲み物を置く時、
自分が1番飲みやすい場所や置きやすい場所に
置き換えますよね
なので、バーテンダーは、
お客様が1杯目のグラスをどこに置いたかを
観察しておいて、
2杯目のグラスは当たり前のように、
その位置に置くんです
多くのお客様はそんな配慮に気づきもしませんが、
『このバーはなんか居心地がいいな』と
感じるわけなんです
サービスの基本は観察力です
いつもマニュアル通りにやるだけじゃなく、
相手が今どんな気持ちなのか、
どういう好みがあるのかを観察し、
オーダーメイドのサービスを、
提供するのが究極のおもてなしです
まずは相手を観察することを
意識してみてくださいね
それでは本日は以上です
続きは明日投稿します
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