こんにちは、彩音です
昨日の続きをお話していきます
③自分の仕事にプライドを持つ
ピカソといえば、
その作品は100億以上で
いくつも落札されているほどの世界的画家です
ある婦人が偶然カフェで
スケッチしているピカソを見つけ、
『私のスケッチを描いてもらえませんか?
お値段は言い値で結構です』
とピカソに声をかけました
するとピカソは、
『いいですよ』と引き受けて、
3分くらいでスケッチを描き上げたのです
そして、婦人が値段を尋ねると、
『5000フランです』とピカソが答えました
これは今の相場で約40万円くらいです
それを聞いた婦人は、
『たった3分で描き上げたのに高すぎる!』
と怒ったのですが、
それに対してピカソは、
『私はここまで来るのに生涯を
費やしているのです』と答えたそうです
婦人はたった3分の作品と思ったわけですが、
実際にはその3分の前にある、
絵にかけてきた膨大な時間があったからこそ、
生み出されたスケッチだというわけです
東京オリンピックの入場曲で使われた、
ドラゴンクエスト序曲を作った
すぎやまこういちさんも同じ事を言っています
あの序曲は5分で作られたそうなのですが、
すぎやまさんは
『ドラゴンクエスト序曲を作った時は54歳です。
ですから序曲を作るのに
54年と5分かかったと考えてください。
その54年が無ければ、あの序曲はできなかった』
このように話をしていました
普段からの膨大な積み上げがあってこそ、
短時間で作った作品にも『価値がある』と
自信を持って言えるようになります
自分の仕事にプライドを持つというのは
こういうことなんだと思います
それでは本日は以上です
続きは明日投稿します
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