そのページを開くまで | 芯★あやみと愉快な世界たち。

芯★あやみと愉快な世界たち。

まったり漫画イラスト大好きな日々です。

こんばんは 炭酸は骨身にしみますねぇ… な あやみぃ です


 いやはや 先日http://ameblo.jp/ayatou/entry-11891649937.html の記事にも書いたように、何年越しかにようやっと本を手に入れました。(結局アマゾンの中古でね!!)


 そしてポストの中を確かめ続け数日、ついに私はその本を手にすることになりました。

そして袋を開け「ほほう、中々のいい状態ではないか…」と悦に浸り、そしてそれをお気に入りのブックカバーにそっと入れ、いつも通勤時に使う手提げのカバンにまた、そっと忍ばせるのです。


 え?さっそく読まないのかって?


 うう~ん!だめよ~ダメダメ!!(゜ロ゜)


あくまでこの購入に至るきっかけは「通勤時に電車の中で読む本が無くなったから」なのですから、読むのは通勤時に限るのです!


 そりゃあ、長年頭の隅にあった作品ですから、気にはなりますとも…ええ。 けど、だからこそけじめ(?)をつけてしっかりと私の中のルールに従って読破するのです。


 そして次の日、私はその手提げかばんを手に、バイトに行くため電停まで向かいます。(あのはいてくのアナログイヤホンで音楽を聴きながら)電停に付き、電車が来るのを待ちます。あと、5分で来る…。

けど!ここでもまだ私は本を開かないのです!

だって、電車の中の、移動時に暇だから読むのだと、決めていたから!

 

 なので電車が来るまではケータイを取り出しこのアメーバブログやツイッター等を見て過ごします。

そうこうしている内に電車がやってくる。人の波に乗りゆっくりと電車に乗る。そしてあの開かない方の扉の空間を陣取り、つかまり棒につかまり、そして発車。


 そう!この瞬間! この瞬間、私にこの暖めに暖めた本を開くことを許された時が来たのです!

待ちに待ちすぎて、待て!をされた犬が耐え切れずよだれをだらだら出すかのごとく、目線を一直線に手提げかばんに向け、そしてあの本に手を伸ばす。


 一ページ、余白紙 二ページ、タイトル 三ページ、目次 


 四ページ 本題。


 


 あっと言う間に降車駅についていました。


 『え、あ!お、おります!』と無言の中焦り、本を終い、他の降車客の後ろに慌てて並ぶ私。


 

 帰りもまたしかり。


 こんなにあっという間に時間がすぎてもらっては、嬉しいような、まだ読んでいたいのだから、もっと…。という両極端な思いが渦巻いております。


 こう…、早く家についてゆっくりしたい。という気持ちと、まだこのまま車の後部座席に座って音楽聴きながら流れる景色を楽しみたい。という思いに似ている気がします。



 しかし、お陰さまでここ最近通勤時間がまったくの苦ではないので嬉しい限りなのですが、またその分読むペースが早すぎて、もうあと少しで読み終わってしまいそうなのです。

 すると今度はまた、通勤時に読む本を探さねばならんのです。


 しかしその本を選ぶにしても、退屈だと思えばもうダメなのです。そう思った瞬間。

『ああ、こりゃ通勤時間長いぞ…』

と思ってしまうのです。


 今がよくても、それが終わった後、それと同等、またはそれ以上のものを見つけなければならないというひと仕事が待っているのです。


 さて、今のを読み終わる前に、何か一つ、目星でもつけておきましょうか(m´・ω・`)m





ダンデリエーフ ハイキュー!!より。