本来の予定なら、15:30過ぎ頃に到着するホイアンのレストランで遅めの昼食を摂る予定でした。
しかし、子供達のお腹の具合も保つようだったので、急遽予定を変更してタクシードライバーお勧めのココナッツフォレストへ行きました。
ここはカゴ型ボートに乗って、ココナッツフォレストを一周します。
至る所に籠型ボート会社が軒を連ねており、ボート毎に番号が振ってあります。
船頭さんに聞くと、2000隻以上のボートがここにはあるそうです。
ネットの事前調査ではヒットしなかったのに、最早ホイアン名物アクティビティになっている模様。
お値段は6歳無料、大人1人40万d(¥2400)でした。
所要時間40分のツアーで、船頭さんがせっせとオールで漕いでくれます。
船頭さんは、雨の日も真夏の暑い日も、風の日も、毎日5周仕事で漕いで漕いで漕ぎまくっているそうです。
体力と筋力がつく、大変なお仕事。
どんぶらこ、どんぶらこ、ココナッツフォレストを一周した先には音楽がガンガン流れる不思議空間がありました!
籠船ダンサー??!!
どうやら船会社毎にダンサーが違う様で、下の動画のダンサー側へ行きました。
この後、ダンサーは観客におひねりを要求します。
気持ちなので、1万d辺りの小額紙幣があると良いと思います。
一曲披露し終わった所で、我が家のボートは解散せずにこのダンサーのそばへ行きます。
この籠に乗って、一緒にグルグルしないかとのお誘い。
お値段20万d(¥1200)。
次男(15歳)は嫌がるものの、三男(6歳)は乗りたいと積極的。
折角なのでお願いしました。
中央の板を跨いで乗って、三男は私の前に乗っています。
たった1分間の乗船でしたが、3〜4分乗っていた様に感じる程目が回りました。
フィギュアスケーターと一緒で、このダンサーも慣れて目が回らないのでしょうね…。
ダンサーに別れを告げて、次に行ったのは漁師が投網をしている所でした。
こんなに観光客でガヤガヤしている場所で魚が獲れる筈もなく…。
華麗な投網捌きを見せる観光客向けの見せ物の一つだなと思いました。
華麗な投網を見た後は、残りの道をひたすら漕いで帰ります。
ここで船頭さんが、もう一つのオールを出しました。
お客さんがボート漕ぎ体験を出来るサービスです。
5歳児に見える小さい6歳児が漕ぐ姿は微笑ましく、面白い時間が流れます。
香港から来ていた団体客は、ボート対抗スピード競争を繰り広げていました
これに積極的だったのは、意外にも次男(15歳)
筋トレにハマっている次男は、腕の良いエクササイズになって、この日これが一番面白かったそうです。
私なんて、疲れるから1秒だって漕ぎたくないけどね…。
何が中学生男子にウケるか、分からないものです。
次男も数分で疲労してリタイア。
船頭さんが毎日5周する仕事の過酷さを感心していました。
ツアーを終えて、最後に船頭さんへチップを渡します。
5万dが相場かな?なんて思ったのですが、10万d(¥600)の大盤振る舞いチップを渡しました!!
彼の労働に同情したのもありますし、三男は無料でしたし、感じの良い若い男の子でしたし、
なんと言っても、元々は五行山のチケット売り場で誤魔化されそうだったお金。
それを、彼の為に使うのは惜しくないと思ったからです。
突発的な予定でしたが、楽しい1時間を過ごしてホイアンへ向かいます。
ホイアン名物が食べられる美味しいレストランと灯籠流しは明日に続きます。