
「みやぎ県民防災の日」
1978年6月12日
マグニチュード7.4の宮城県沖地震が発生し、多大な被害がもたらされました。大規模災害に備えるため、宮城県の震災対策推進条例により、毎年6月12日は「みやぎ県民防災の日」と定められています。
災害時の「視力」はとても重要です。
災害に遭った時に「見えない」中での避難は大きな怪我に繋がる可能性があり、危険です⚠️
日頃からメガネやコンタクトレンズを装用している方は、もしもの時に備えて準備をしておくことをおすすめします。
災害時のメガネ
①就寝中に災害が起きた場合に備えて、すぐに手が届くところにメガネを置いておく。
慌ててメガネを探すことなく、迅速に行動ができます。
メガネが壊れてしまう可能性を少しでもなくす為に頑丈なケースに入れておきましょう
② 持ち出し用の防災グッズの中に予備のメガネも用意しておく。
買い替えで使わなくなったメガネでも良いですが、できればよく見えるメガネを用意しておくと安心です。
災害時のコンタクトレンズ
日本コンタクトレンズ学会では、災害時に以下の条件が整うまではコンタクトレンズの使用は中止するよう呼びかけています。
被災地では、衛生面で様々なことが危惧されます。
出来るだけメガネに切り替えるようにしてください。
① 水道水が使用可能
② 安定した医薬品の供給がある
③ 眼科医への受診、相談が可能
災害時のコンタクトレンズの注意点
・1 日使い捨てソフトコンタクトレンズの場合
一旦はずしたら、再装用できません。はずしたレンズ
の再装用は絶対にしないでください。そのまま何日間も装用し続けることは大きな危険を伴います。
・2 週間、1ヶ月など交換ソフトコンタクトレンズの場合
一旦取り外したソフトコンタクトレンズを洗浄と消毒をしないで、再装用することは非常に危険です。水に保存することも出来ません。必ず、ソフトコンタクトレンズ用のケア用品を正しい使い方に従い、使用するようにしてください。
その際、絶対に水を使わないようにしてください。
・ハードコンタクトレンズの場合
一旦外したハードコンタクトレンズはハードレンズ用の保存液、あるいは、洗浄保存液で保存・こすり洗いを行ってください。
目に装着する前に、清潔な水でレンズをすすいでください。井戸水や川の水は清潔とはいえません。
ハードレンズ用保存洗浄液がない場合や、水が清潔でない場合などはソフトコンタクトレンズ用消毒剤の
MPS(多目的用剤)でハードコンタクトレンズを十分にすすいでから、装着してください。
短期間であれば、目やレンズへの影響はありません。
いつ起こるか分からない災害に備えて、いつも使っているコンタクトレンズや保存液を防災グッズとして備蓄しておくなど、十分な準備をしておきましょう。
※コンタクトレンズや保存液は使用期限が切れていないか、定期的に確認するのを忘れずに!
し、寝る際には枕元へ
災害時のコンタクトレンズ装用