令和6年7月1日に国土交通省より
「鉄軌道における動力車操縦者運転免許の受験資格等の見直し」
についての通達がありました。
国土交通省の通達
少子化など人口減少による運転士の人手不足が深刻な問題となっており、
特に地方では電車の運行本数を減らしたり廃線になったりと
運転士不足は顕著となっているためその現状を改善するための通達のようです。
以下、要約です。
1.年齢の引き下げ
試験を受験することができない要件を「20歳未満」から「18歳未満」に改正。
2.性別の廃止
運転免許証等の記載事項のうち「性別」を削除。
3.身体検査の基準
視機能のうち「正常であること」と規定されている
「両眼視機能」「視野」「色覚」の各基準について、
「動力車の操縦に支障を及ぼすと認められる異常がないこと」と改正。
4.経過措置
制度の円滑な以降のための経過措置の設置。
これまで3の視機能については「正常であること」とされていましたが
今回の通達では「動力車の操縦に支障を及ぼすと認められる異常がないこと」
と改正されています。
このことに関してCUD友の会でもテーマとしてとりあげています。
詳細は下記のリンクからご確認下さい。
CUD友の会