未練なのか

未練じゃないのか 自分でも わかんないのに(苦笑)


曲が語る像というのは、やっぱり、あって。


過去の作曲のメモ(譜)を整理してたんです。何年分も。書き溜まってて紙がカオスなので。

さあ、この子達を旅だたせてあげなくちゃいけないって。

「きゅーべーすつかい」となった今、楽曲にまとめるという使命が。


そしたら、うわ、こんなの思い浮かんでたな、っていう印象的なメロが

(※現在よりセンスいいかもしれない?!ものも混ざりこんでいて)

あって、つい黙読しながら意識が。

真っ白な螺旋階段をぐるぐると。


その曲を創った頃の記憶が ふうっと舞い戻って、眩暈がしました。


だれのせいで生まれた曲なのか。

全部、ほぼ全部、ひとりのせいだったりして。

思い出してしまった、やーね。



全力のさけびを贈りたい相手なんて、そうそう、居ない。



「未練あったりしないよね?」とおそるおそる母は言う。

「ん・・・・・どうでしょうね(笑)」



無いと思います、でも、興味は尽きない。

天に 鎖と紅と炎と蒼を与えられていた人だったという感触は、今も、薄れることはなくて。



何を生みながら生きているのだろう。



酸素は足りていますか

そこにも水は降りますか



もう血の味はしませんか。



いくつかの

叶えられなかった美しい約束が


夏になったら

ときどき ほんの一瞬、 弔われることをのぞむかのように舞い戻る。



もうあなたに約束を恋えない

そんな私でも 宙(そら)に




2009年度内 9月・10月 届くかな