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レアアース風な人

レアアースや、今話題の次世代型燃料電池といわれるSOFCの開発などで、その裏舞台で活躍された方々を可能な範囲で回想します。
また時として、グルメ情報も!

レアアース風な人


Face bookで、海外の友達より教えてもらった写真です。


一目みて、ミュージカルの一場面のように見えました。


ちなみにセリフを付けるとしたら


「おお~神よ! 我らの森を返したまえ!」


 「放射性セシウムの無い、元の森を!」


      っていうのはどうでしょうか?


少し悪ふざけし過ぎました。。。 m(_ _)m

つい最近、材料屋のKさんと連絡がとれた。


ここしばらく材料屋のKさんと連絡しなかったため、

このブログを書き始めたころのようには材料屋のKさんのことは触れていない。


Kさんに連絡したのは、

今の原発問題からくる新エネルギーの方向について

Kさんの意見を聞きたかったためだ。


私の立場上、原発に代わるエネルギーデバイスの開発を行っているが

現実は、まだ実用化できるような提案はできていない。


今、巷では自然エネルギーを利用するソーラー発電や風力などが見直されている。

それはそれでいいんだが、技術的にみて、まだ課題は多い。


特にソーラーのでは、発電効率と夜に全く発電しないという問題。

夜、つまり夕食~寝るまでの間、共稼ぎの多い世帯では最も電力を使う時間帯である。

その時間帯にソーラーは全く役には立たない。(当然だが・・・)


そんな中、夜でも活躍できる新エネルギーデバイス開発が急務である。


当然ながら、候補としてはいくつかある。


しかし、実用化へはまだ技術的にたらず、またその解決のたの人・モノ・金の投資が十分でない。


こんな状況を材料屋のKさんに話していた。


話していたというより、私の焦りからくる愚痴だったかもしれない。



そんな状況に対して、材料屋のKさんは最後につぎの詩を教えてくれた。


焦るよりも今できることを確実に、というメッセージだった。


Do all the good you can,

 In all the ways you can,

  To all the souls you can,

   In every place you can,

    At all the times you can,

     With all the zeal you can,

       As long as ever you can.

           (-John Wesley)



材料屋のKさんは、やはりまだ健在であった。


もし、今、材料屋のKさんが従来のエネルギー分野で活躍していたら・・・


既に面白い結果が見えていたかもしれない。


(つづく)


孫ソフトバンク社長の電田プロジェクト


これは、既に既知のニュースですが、今後の日本のエネルギーに大きく影響する可能性があるので、改めて書きます。


先週の23日に、孫正義ソフトバンク代表取締役社長が参議院行政監視委員会に参考人として出席し、原子力発電への依存率を低下させる手法のひとつとして「電田プロジェクト」を提案されました。


これは全国の休耕田や耕作放棄地に発電パネルを設置して自然エネルギー(太陽光発電)を確保するというもので、日本にある休耕田や耕作放棄地50万ヘクタールの2割に太陽光パネルを設置して発電すると、ピーク時には原発50基分の発電力が可能という内容。

詳しくは23日に報告された内容です。

http://minnade-ganbaro.jp/res/presentation/2011/0523_sangiin.pdf



尚、菅さんの提案したサンライズ計画もあります。


どちらがどうのこうのとは言えませんが、お互いに相乗効果を出して

是非とも現実化して欲しいものです。