職場のパートさんたちの間では韓流ドラマは前から人気で、最近は動画配信でハマったというパートさんも少なくありません。


話を聞くと息子や娘さんから動画配信サービスが見れるTVを買ってもらい、見始めるケースも多いようです。


自分も最近はNetflixで配信している還魂という韓国のドラマが面白いとパートさんたちから勧められ、15話ぐらいまで見てみました。


確かに面白い。


還魂は続きが気になるストーリー運びであり、中だるみさせません。

笑いと緊迫したシーンが程よく混ざっていて、なおかつファンタジーや戦いのシーンもあり、様々な年代層や性別に受ける作品だと感じました。


自分はアニメや漫画をよく見るほうなので、日本のアニメや漫画が海外で人気がある理由はよく分かります。


その理由はディズニーアニメと同じで、幅広い多くの人たちに見てもらいたい、面白がってもらいたい、というものが先にあり、みんなにウケるには何が必要か?が考え抜かれていること。


人は何によって動くのか?何に感動するのか?

魂はどんな時に揺さぶられるのか?


海外で人気の日本のアニメや、韓流ドラマはこういうテーマに盛り込まれていると思いますが、具体的にはそれは、愛だったり、友情だったり、正義、勇気、そういう単純で普遍的なことだったりします。


また、幸福とは何か?真なる幸せとは?もテーマだったりしますし、永遠なるもの、神秘的な世界、もよくテーマになります。


翻って日本の最近のドラマはどうでしょうか?


自分も半沢直樹シリーズなどの池井戸潤原作のドラマ以外は、あまり最近は見ていないので何とも言えませんが(大河ドラマ鎌倉殿の13人は見ていました!)日本のドラマに熱を感じません。


これは私見ですが、日本のドラマはあえて、愛、とか幸福、勇気、正義、などを正面から捉えて描かないようにしているように感じます。


ようするに、そういうテーマを正面に持ってくるのは、ダサい、と考えているように思えるのです。


人間の闇を描くようなドラマは正直あまり見たくありませんし、そういう邦画も多い気がしますが(漫画が原作の邦画は面白いのが多い)貴重な時間を使ってまで気が滅入るものは見る気がしません(笑)


一方、韓流ドラマや日本のアニメや漫画は、ど直球の思わず笑ってしまうセリフや熱い言葉が随所に見られます。


真理というものは単純なものだと思うので、人間を正面から見据えた、見る人が幸福を感じられるドラマを作ってもらいたいものです。


イラストは最近描いたもので、テーマは意外性、です。

藤子F不二雄曰く、何でも逆にすると面白くなるんだとか。