久しぶりにお会いするC先生。


血液検査の結果は、

腫瘍マーカーは全く問題ないが

相変わらず貧血だった。

正直に今までの経過をお伝えした。

○自宅に戻ってから体重が減ったこと

○食後30分休めず、添い寝せざるをえないこと

○リバースすることもあったこと

現時点では育児を理由にする気持ちは全くないし、

幾分コントロールできるようになっているのだが、

全体の経緯としてお伝えした。


だけど、先生は「小さい子どもがいるからねぇ」と

同情的な態度を示してくれた。すみません。

○胃の貯留能力が低いかもしれない

 →私のガンの病変部は胃の上部にあったため幽門温存した


○食べたい物を食べられるだけ摂るようにと言われた

 →食事量が増えたのに体重が減ったままだから、

   食事療法の目安に添わなくても良い


○リバースに対して吐き気止め

 →これは私がお願いした


管理栄養士から「カロリーメイトなどの栄養補助食品を勧められた」と

伝えたら

「そういう宇宙食みたいな物を処方できるけれども」と言われて

挑戦してみることにした。


今回の診察は、気になっていたことが全て解決されたので

とっても満足した。

次回の診察までに1~2kg増えると良いような

女子的には増やしたくないような。

採血の結果が出るまで1時間かかるため、

その間に病院の管理栄養士に相談しに行った。

以前も記事にしたが、

この夏をどう乗り切ったら良いのか心配だったからだ。


ちなみに、今の私の食生活で気になるところは、

○“力のつくもの”がまだ食べられない

  (術後3か月経っていないから、消化の悪いものに手がつけられない)

○間食もチョコチョコつまんでいるが太らない

  (手軽に食べられる小分けのお菓子を食べている)

○水分でもカロリーを稼ごうと清涼飲料水を飲んでいる

  (カルピスウォーター、午後の紅茶(ミルクティー)、ピルクルにはまっている)

○サプリメントなど摂った方が良いのだろうか

  (青汁飲んだり体に良いと言われるものを摂取する)

といったところか。


管理栄養士のアドバイスは次のとおりだった。

○間食はお菓子ではなく食事を

 →甘いものはエネルギーになるが蓄積されない。

   おにぎりやパンなどを食べるようにすると良い


○水分はやはり水やお茶が良い

 →あまり摂りすぎると、胃を切除したとはいえ糖尿病になる(笑)


○カロリーメイトなどの栄養補助食品の助けを借りる

 →栄養士の方が業者から頂いた試供品をわんさか頂いた


青汁については「あぁ~ああいうのは…」と言って苦い顔をしていた。


相談が終わってからすぐに頂いた試供品の栄養ドリンク

(紙パックのオレンジ味)を飲んでみた。

…焼けつくような甘さドクロ残念ながらとても飲めた物ではなかった。

みんなこんなような不自然な味をしているのだろうなぁ。

採血と同時にピロリ菌を除菌できたかどうかの検査。


複数の人と同時に検査するので

時間に遅れないようにと言われたが、

今日は私1人だけだった。


「呼気」で検査をすると言うので、

てっきりピロリ菌は呼気の中に含まれるのだと思った。

だから、ヒロやピヨにも感染しているのだろうな~

申し訳ないな~と感じていた。

ちなみに、小児科の先生に確認したら

ピヨのような小さいうちは

ピロリ菌は悪さをしないようだ。


しかし、検査の説明を聞いたら違った。

手順は次のとおりだった。

①呼気を紙パックに吹き込む

  ↓

②薬を飲む

  ↓

③左を下にして5分横になる

  ↓

④座位で15分待つ

  ↓

⑤再び呼気を紙パックに吹き込む


ピロリ菌が除菌しきれず残っていた場合、

②の薬を飲むと特有の物質が呼気の中に含まれるらしい。

だから、日常の呼気の中にピロリ菌が含まれているわけじゃないのね。

なーんだ。


検査結果は、ちゃんと除菌されていました。

これで再発の可能性がまたググッと下がったわけだ。良かった。


ピロリ菌の除菌についてすっかり忘れていた。


術後の組織診断でピロリ菌が発見され、

前回(5月10日)の診察時にピロリ菌除菌セットを処方された。


3種類の薬を朝・夕7日間服用し続ける。

薬剤師の説明によれば、

1回でも飲み忘れると効果がなくなりリセットされてしまうそうだ。

決してそんなことのないように

心して服用しなくてはならない。


また、強い薬だからだろうか、

腹痛や下痢などの副作用が起きることがあるらしい。

以前、義母が慢性胃炎のためにピロリ菌の除菌をしたそうだが、

下痢がひどくて大変だったそうだ。

一方、私の母も除菌したのだが、

母は何ともなかった。


1週間服用し続けたのは5月中のこと。

私は何ともなかったタイプだった。


明日、外来で検査がある。

ちゃんと除菌されていることを望む。

5日に診察が入っているため、

高山市から直接ピヨと帰省した。

家族に「痩せたね」と言われた。

正直言って、家族は痩せた私の姿を見てどう思うのだろう?

悲しく感じるのだろうか。


夜は私の好きな寿司を取ってくれた。

自分では食べる量が増えたと思ったし、

家族に対しても「結構食べられるようになったよ」と言ったのだが、

実際に手を付け始めたら

4貫+巻物ちょこちょこぐらいしか食べられなかった。

私的にはちょっぴりショックだったなぁ。


回転寿司が楽しめるようになるのは、

もう少し先だな。

まぁ、ピヨもまだ食べられるのが限られてるし。


しかし、こうして帰省することで

ピヨの成長を見せられるのは喜ばしいことだ。

最近は本当に目覚ましい成長を遂げているからなぁアップ