【日本舞踊 明日香流 名取襲名 そして世界へ】
  

昨日、日本舞踊 明日香流より名取を襲名いたしました。
名は明日香 貴綾(あすか きりょう)
と申します。





今後とも益々、日本舞踊を起源として
失われつつある大和魂や大和撫子の精神性と
この世の研(うつく)しさに着眼し

・人の心が震え
・人々の心身の穢れが祓われ
・真の純粋性を取り戻し
・この宇宙創成の理を知り

自然循環の中で共助共栄共生する人々が
一人でも安心して生き切れる世と
なりますように。

そんな願いを込めた舞が出来る日本舞踊家として
在り続けるよう、一生精進いたします。





また日本古来から神事として行われ続けてきた伝統文化の側面にこそ日本舞踊の本質があると感じています。

天岩戸神話でアメノウズメノミコトが舞ったことにより世が光を取り戻したことが記るされていることも、ご存知の方も多いと思います。



さらに、ちょうど今稲刈りの時季となりましたが、農耕民族である我々日本人には「五穀豊穣」を祈願する田植祭や新嘗祭の儀礼があります。
現代もしっかりと生活の中に存在し行われ続けています。

それらのお祭りでは、
五穀豊穣の願いや祈りや感謝を表現する空間として「神楽舞」のご神事も継承され続けています。

そういった文化的背景を理解し、
一つ一つの演目の意味を味わいながら
自身の芸を研磨し続けて参りたいと存じます。

※令和5年11月23(木) 新嘗祭
 東京四谷 須賀神社 神楽殿にて神楽舞を
 奉納いたします


 
本日を迎えられたことは全て
皆様のお陰様でございます。
心から感謝いたします。


  
-弥栄- 
 
 
日本舞踊家 明日香 貴綾