(第八章)21~25(オルクス) | ~トーラムメモ(オルクス・SAOIF兼)~

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【注意】
・主にシナリオの感想・考察・NPCまとめになるため、倒し方とかの攻略系は有りませぬm(_ _)m

※ネタバレ注意!







出口はこちら↓



21.月から落ちたモノ

ペラスマ・ミテラの改造ビークルから開始。
ビークルの取っ手のかけ金を外そうとしても、それに反応して何かの機構が駆動する音がして、かけ金が固くなり動かない。
何らかの対処をしない限り、内側からしか開かない機構なのかもしれない。
コインで動力機構の時を一時的に止めてしまえば開けて乗る事が出来るだろうか?
そう思った主人公は、動力と思しき後方部分の時をコインで一時的に止めてくれるよう、呪術師イシクォヴァに頼んだ。
イシクォヴァはビークルの後部付近に回り込み、しばらく沈黙した後主人公に合図を送った。
主人公がかけ金に手をかけると、今度は扉を開く事が出来た。
座席は数人程度なら乗れそうだ。
イシクォヴァはコインを持って戻って来る。
ビークルから出てきたイドリス風の女性に聞けば動かす事が出来るかもしれない。

クエスト受注。
改造ビークルから探索に戻るを選択、封印解放ポリトウ=テロウスの商人ティオフィロスから皆で集まるを選択。

商人見習いフランセスに報告。

折衝官カンティクム
「ギルモアは結局またどこかへ行ったのか。やれやれアエテルヌムに顔を出せ…というのも、まぁ過保護な話か。」

せわしないギルモア。

フランセス「しかし、結局コインは見つかったものの、それ以上ここで起こったのかを探すための手掛かりは…
もうこの近辺には見当たらない、という事でしょうか?」

商人ティオフィロス「かといって、船もあまり大型の物はこの人数では動かせません。」

テロウス地方は群島だからね、どこに行くにも海を渡るしかない。
主人公は、例のビークルについて話す。

フランセス「あー…古代遺物を利用するのが得意なブッフォ族の方たちが、好んで使う乗り物ですね。
あれ、動くんでしたら確かに大概の所へは行けると思いますよ。」

魔王決戦の時にはブッフォ達が集団でビークルで駆け付けて、不審者として拘束されてたな。
その時、イドリス風の女性が驚いたような反応をした。

イドリス女性「※※※※※※イドリス※※※※※ビークル※※※※※※」
イシクォヴァ「『イドリスから来た改造ビークルの話をしているのですか』と聞いているな。」

どうやら彼女が使う言葉でも、イドリスとビークルは同じなようだ。

イシクォヴァ「あ…あれは月へ行くビークルで、以前乗せてもらったのだそうだ。え、月?本当にあの月?」

アレメスだって困惑してたし、そりゃ誰だってそんな反応になるよな。

イシクォヴァ「以前からブッフォ族の一部が計画していたのに、彼女は興味を持っていて、協力したらしい。
あのビークルは動力にブッフォが見つけた特殊な水晶のような何かを使っていて、それで月に行ったとか。
転移用の紐のような道具の片方を括りつけて飛ばして、月に固定して…
その紐で他のブッフォ達を次々呼ぶ計画だったらしい。
彼女はそちらではなく、ビークルの方に乗せてもらえる機会を得た、と。つまり、あの月らしい…
ただ、途中で体の調子がおかしくなった。それで、後部席にあった、冬眠用?
ブッフォはカエルに似た形の生き物?…だそうで、そういう冬眠を簡単にするための道具を積んでいたらしい。
人間でも使えるはずだ、とひとまず医療が受けられる体制が整うまで、その道具の中で眠ったはずだ、と。
ただ、起きたら誰もおらず、月ではなく、ペラスマ・ミテラのあの辺りにいたらしい。
一度ビークルの外へ出てしまったら、扉が閉じて戻れなくなったとか。
それで、その後ふらふらしてたら、アエテルヌムに迷い込んだ、と。
それと、エルフたちに出会って分かった事だが、それ以降どうも言葉がおかしくなってしまったようだ、と言っている。」

つまり元々は違う言語だったと?
イドリス風の女性はイドリスに帰って様子を確認したいようだ。

END


22.奇界への回帰

封印解放ポリトウ=テロウスのイドリス風の女性から開始。
イドリス風の女性は、ビークルが動くのならそれでイドリスに戻りたいそうだ。

これからどうするべきかは分からないが、幻視した中にアルビナが奇界の図書館のような場所にいるのが見えた。
あのコインが置いてあった場所も奇界の図書館に随分と似ていた。あるいは繋がっているのかもしれない。
ケリーはそんな所にコインを置いてたのか。
奇界の図書館で彼女の痕跡を見つけるかあるいは上手くアルビナ本人に会えれば今の状況を説明して貰えるかもしれない。
イドリスへ行くのならついて行くのが手っ取り早そうだ。

クエスト受注。

商人見習いフランセスも手掛かりを探すためについて来たいようだ。

フランセス「ひとまずシェトーあたりへ。これ以上手掛かりが見つかりそうにないとなると…ちょっと一旦そもそも世界がどうなってるのか確認しておきたいですし。
流石に人間の人口が4人エリアでずっと過ごすのは気がめいってくるので。」

呪術師イシクォヴァ「待て。もしかしてそこはニンゲンが多いのか?」

フランセス「多い…といいですね。全滅されてると困ります。」

テロウス地方から離れてる場所なら、多少無事な人は多いかも…?
イシクォヴァは人間が多い場所へ行くのには抵抗があるようだ。加えて、しばらく考えたい事もあるらしい。
折衝官カンティクムも調査はこの近辺に留めておくという。

イドリス地方のシェトーへは、主人公とフランセス、イドリス風の女性と行く事になった。

フランセス「えーっと…そういえばお名前お聞きしてなかったですね。呼び方がないと不便なので、ガレリア風にゴッチェ・ディ・ルナさんとしましょうか。
イドリス風とかはよくわかんないですので。まぁとにかく主人公さんと私とルナさんの三人で参りましょう。」

なんかすごいゴツい名前に…
ティオフィロスから解散するを選択、シェトーへ向かう。
シェトーのゴッチェ・ディ・ルナ(以降ルナ)から皆で集まるを選択。フランセスに話し掛ける。

フランセス「よかったですねー。人類滅びてませんでした。それにしても、噂で聞くブッフォ族の方々を全然見かけませんね。」

知ってるブッフォ達はみんな月に行っちゃったのかな?三年間月で過ごしているのか、どうなのか…
ルナが何か話しているようだが、通訳が出来るイシクォヴァがいないので、何を話しているか分からない。
主人公はひとまず奇界の図書館の調査に行くと伝え、ルナから解散を選択。

ルナからミッション「封印解放奇界の図書館」を選択、ボスを討伐。
ルナから皆で集まるを選択、フランセスに話し掛ける。
防衛機構を片付けたので、調査はこれからだと報告した。

END


23.過去と未来の残滓(ざんし)

商人見習いフランセスから自動開始。
主人公は改めて奇界の図書館へ調査しに行く事を伝える。

クエスト受注。

奇妙な壺を調べる。
見覚えがあるその壺は以前アルビナが持っていたように見える。
脇にはメモ書きが置いてあった。

『主人公さんに使った、原始大陸の言葉を翻訳するための魔法が上手くいったのは偶然。本当は虹彩結晶液も補充しないといけなかった。
注)すでにもう一度魔法を起動してある。虹彩結晶液を追加するとすぐ発動してしまう準備状態』
その時の描写に壺の存在特に強調されてなかった気はする。普通に使ってるように見えたけど偶然だったんかい(´゚ω゚`)

ゴッチェ・ディ・ルナの言葉を翻訳できるかもしれないと思った主人公は、この壺を回収。

机の上を調べると、そこには質素な作りの人形が置いてあった。
ふいにフォイルニスの水晶が入った瞳に違和感を感じたと思うと、アルビナの姿が映った。

アルビナ「あなたが何らかの方法で、今から数分ほどこの場所を、未来から覗き見る事が分かりました。
ですから、少し、今の状況をお話ししたいと思います。あ、人形は気にしないで下さい。その…何もないと話しにくいので…」

人形自体は特に重要な物ではなかった。

アルビナ「三年前、この世界の時は一度止まって保存されました。そこから人類の住むエリアだけ、原始大陸と接続して、時の止まった世界に魔王を残して人類を脱出させることで…
人類を維持しつつ、魔王というシステムも壊さず隔離する。そういう計画のつもりでした。あなた達三人の持つ力を少しずつ借りて。
ですが、横やりが入ってしまって、失敗してしまいました。魔王は今、時が止まった世界と、進みだした世界の狭間に留められています。マザースフィアの根源の近くに魔王がいたから、そうなりました。」

計画は失敗してしまってた…。世界の狭間にっていうのは異聞録の魔王と似てるな。レガリアが動き出してるのは大丈夫なん?

アルビナ「ただ、この状態は永続はしません。このままではマザースフィアがいずれ壊れてしまいますし…そうなれば精霊に見つかって人類の存在自体を否定されてしまう。
予期しきれなかった。私が不完全な魔女だから…でも、だからこそこの計画を進めるのは私でないとダメだったんです。
不確定要素が多く入らないと、必ず行き詰まる。それが他の完全な魔女が出した演算結果でしたから。
だから、不完全な私がこのままもう一度計画をやり直す方法を必ず探します。
今さっきちょうど、ハヤーの王宮に予測から外れた奇妙な反応があったので、それを確認しに行きます。
それから今後の算段を、またあなたに頼むかもしれません。」

アルビナは小さく声にならない何かを呟いた。唇の動きから、「巻き込んじゃってごめんなさい」と言っているように見えた。

アルビナ「あ、そこに置いてある壺は持って行ってもらって大丈夫です。あなたが必要としているはずだって、疑似演算で出てましたので。
合っているのかは不確定なので、要らないかもしれませんが。」

そこで視界は現在に戻った。
主人公は壺を持って封印解放シェトーに戻った。

アルビナが図書館にいたのはどれくらいの過去なのだろう?三年前と口にしていたので、近い過去なのだろうが…
錨を降ろしてからどころか原始大陸を冒険し始めてからでも三年経っているようには思えないが、これ時間経過どうなってるんだろ?
もしかして最初の錨を降ろした後主人公が妖界にいた間に外側では時間が経過していたのか、主人公ごと原始大陸の時間を一時的に止めてる期間があったのか…
主人公が三年寝太郎だったのか…

END


24.言の葉の秘術1

封印解放シェトーのゴッチェ・ディ・ルナから皆で集まるを選択、商人見習いフランセスからクエスト受注。

奇界の図書館で見つけた壺について話し、虹彩結晶液が必要だと伝える。
フランセスによると、虹彩結晶液とはスフィアを砕いて溶媒で溶かした液体の事。
材料のスフィア片はレーム地方では珍しくないが、イドリス地方では輸入品くらいしかないという。

フランセス「ある程度質がいいものなら、まぁまぁのお値段で…まぁ、私はその辺色々とやりようがあるので…レームで買うより多分安く手に入れられるとは思います。
銀行がまだ制度として生きていれば…多分。
まぁ上手くいってもどのみち、それでも無償というわけにはいかないですので…
ちょいと資金源を集めてきていただけます?
この辺りだと確か、タジリバナバードから油を取って、灯りをともすのに使っていたはずです。人が生きている以上、毎晩一定量要るはずの物ですから。」

指定品を回収してフランセスに報告。

フランセス「おっと。なかなかの上物ではないですか?まぁ私、油に関して目利きが出来るわけではないので、気持ちの問題ですけども。」

安心感ぱない。

END


25.言の葉の秘術2

封印解放シェトーの商人見習いフランセスから自動開始。

フランセス「もともとレームのお店でのスフィア片販売先にシェトーの各店舗も含まれてまして。
銀行の仕組みが生きていれば、うちのお店のスフィア片の銀行に預けてある分を、こっちで引き出せるんです。
要は仕入れ価格で手に入るはず…経済制度が崩壊してなければ、きっと。」

SPADE黒「ぼくらが使ってる倉庫もどの街でも引き出せるよね。」

フランセスがスフィア片を調達しに行っている間、主人公は虹彩結晶液の溶媒の材料を集める事に。

クエスト受注。

溶媒はアルコールとタジリバハシャラの殻を混ぜたもの。アルコールはフランセスが用意するため、主人公は殻の方を収集して来る。
材料が揃い、フランセスは借りてきた乳鉢でスフィア片をすり潰して虹彩結晶液を作成。

フランセス「まー、出来は荒いですけど、多分これでいいんじゃないでしょうか?成分的には立派な虹彩結晶液のはずですので。」

まぁ、アルビナちゃんが主人公に使った時も補充せずに使って成功してるし、多少雑でも成立するんじゃない?

フランセスは虹彩結晶液を壺に入れ、壺をゴッチェ・ディ・ルナに手渡す。ルナが壺を覗き込むと、壺からボフンと光る粉が弾けた。
壺の中は空になったが、ルナの言葉が聞き取れるようになっていた。

ルナ「あれ?あ、言葉が分かります。そちらも分かりますか?」

フランセス「分かります分かります。説明出来なかったので申し訳ないんですが、そのためにこの壺を使ったんですよ、ゴッチェ・ディ・ルナさん。」

ルナ「ゴ…あの、えーっと?あ、私の事ですかそれ?
一応、私も『月』という名前が…いえ『月』…え、と?あ、あれ?
お、おかしいですね。故郷の古い言葉で月を意味する、よくある名前なのですが、なぜか上手く言葉に出来なくて…」

どうやら、古い言葉までもが翻訳されてしまい、ルナは本名が言えなくなっているようだ。
やっぱ虹彩結晶液が雑だったからかな?

フランセス「いっそもうルナさんでいいのでは?それで呼び慣れ始めてますし。」

SPADE黒「ねぇねぇ、名前はそのままに人生をすり替えられるのと、人生はそのままに名前がすり替えられるのどっちがいい?」
ルナも一応月関係だし、そうなるとやっぱり月(由来の名を持つ人)が落ちたって事になるのか…

ルナ「えー。」