☆乱世の世2〜あやまろさん(lovelight守護霊)の人生〜再☆ | soul⭐melody~自分らしくキラキラ光輝くサロン~ヒプノセラピー・カラーセラピー・チャネリング~熊本

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さて、自称…あやまろchan(lovelight守護霊)のお話の続きをいたしましょう…

~乱世の世1から読んでね♡~

私は、ある殿方の正室としてお城へ迎え入れられた訳ですが、なにせ、乱世の世でありますから、日々心休まり、安眠…という日は、1日とてありませんでした。

その中で、私が心落ち着くと言えば、季節の花を眺め、池に泳ぐ鯉を眺め、句を読むという一時が何より心落ち着きました。

争いの世を忘れる心の平安でした。

一番嫌いであるのは、家臣達の急ぎ足、廊下を走る音。

タタタタタタタタ。

必ず一大事。

私の時代、たいへんな事がない限り、走る。という事は、いたしません。

城へ入り、日々をつとめ、幾年が過ぎた頃でしょうか。

秀吉公が息を引き取られました。

そして、時代が動き出したのです。

東、徳川が動いたのです。

何事か…!!時代が変わるのを皆予感していたのでした。

家臣の者達が、城へ集まり、女中、、そして姫君方は、身を案じて、早よう城を出るようにと、伝達がきました。

私にも馬が用意され、一人の送り人が私につきました。(護衛のため、腕のたつ剣士のようでした)

寒い冬の事でした…。

私も城に残り、共に戦うと申しました。

しかし、「ならぬ。必ず迎えに行くので、行け!!」と申したのは、殿方ではなく、幼き頃から共に時を過ごした、その方でした。

殿方は、その方へ、私を必ず身の案じる所へ送り届けるようにと、届けられ、私のところには、姿を見せられませんでした。

即座に着物を着替え、追っ手がつく前に、即、城を後にしました。

切なく、辛く、苦しゅうて、仲間との大切な人との別れの日が訪れました。

私も男として生を持てておれば、共に戦うことが出来たものを…。

もう、争いは、嫌じゃ…。

血を見るのは、嫌じゃ…。

命とは、尊いものでは、ないのか…。

なぜに、なぜにそうしても、天下を必要とする…。

争い合うのじゃ…。

走る馬の上、送り人の後ろにて、辛さゆえ、乱世の世を憎み、何度も何度も、心中問いかけました。


殿はご無事か…その方は、ご無事か…家臣達は…父上、母上は…私を慕うてくれておる姫君、女中達は……………。

計り知れないほどの不安と絶望で心中が溢れておりました。

西へ、西へと馬を走らせ、幾日か過ぎた頃、行き着いた所は、肥後の山中でした。。。。。。。。


次に続く➡︎