さて、自称…あやまろchan(lovelight守護霊)のお話の続きをいたしましょう…
~乱世の世1から読んでね♡~
私は、ある殿方の正室としてお城へ迎え入れられた訳ですが、なにせ、乱世の世でありますから、日々心休まり、安眠…という日は、1日とてありませんでした。
その中で、私が心落ち着くと言えば、季節の花を眺め、池に泳ぐ鯉を眺め、句を読むという一時が何より心落ち着きました。
争いの世を忘れる心の平安でした。
一番嫌いであるのは、家臣達の急ぎ足、廊下を走る音。
タタタタタタタタ。
必ず一大事。
私の時代、たいへんな事がない限り、走る。という事は、いたしません。
城へ入り、日々をつとめ、幾年が過ぎた頃でしょうか。
秀吉公が息を引き取られました。
そして、時代が動き出したのです。
東、徳川が動いたのです。
何事か…!!時代が変わるのを皆予感していたのでした。
家臣の者達が、城へ集まり、女中、、そして姫君方は、身を案じて、早よう城を出るようにと、伝達がきました。
私にも馬が用意され、一人の送り人が私につきました。(護衛のため、腕のたつ剣士のようでした)
寒い冬の事でした…。
私も城に残り、共に戦うと申しました。
しかし、「ならぬ。必ず迎えに行くので、行け!!」と申したのは、殿方ではなく、幼き頃から共に時を過ごした、その方でした。
殿方は、その方へ、私を必ず身の案じる所へ送り届けるようにと、届けられ、私のところには、姿を見せられませんでした。
即座に着物を着替え、追っ手がつく前に、即、城を後にしました。
切なく、辛く、苦しゅうて、仲間との大切な人との別れの日が訪れました。
私も男として生を持てておれば、共に戦うことが出来たものを…。
もう、争いは、嫌じゃ…。
血を見るのは、嫌じゃ…。
命とは、尊いものでは、ないのか…。
なぜに、なぜにそうしても、天下を必要とする…。
争い合うのじゃ…。
走る馬の上、送り人の後ろにて、辛さゆえ、乱世の世を憎み、何度も何度も、心中問いかけました。
~乱世の世1から読んでね♡~
私は、ある殿方の正室としてお城へ迎え入れられた訳ですが、なにせ、乱世の世でありますから、日々心休まり、安眠…という日は、1日とてありませんでした。
その中で、私が心落ち着くと言えば、季節の花を眺め、池に泳ぐ鯉を眺め、句を読むという一時が何より心落ち着きました。
争いの世を忘れる心の平安でした。
一番嫌いであるのは、家臣達の急ぎ足、廊下を走る音。
タタタタタタタタ。
必ず一大事。
私の時代、たいへんな事がない限り、走る。という事は、いたしません。
城へ入り、日々をつとめ、幾年が過ぎた頃でしょうか。
秀吉公が息を引き取られました。
そして、時代が動き出したのです。
東、徳川が動いたのです。
何事か…!!時代が変わるのを皆予感していたのでした。
家臣の者達が、城へ集まり、女中、、そして姫君方は、身を案じて、早よう城を出るようにと、伝達がきました。
私にも馬が用意され、一人の送り人が私につきました。(護衛のため、腕のたつ剣士のようでした)
寒い冬の事でした…。
私も城に残り、共に戦うと申しました。
しかし、「ならぬ。必ず迎えに行くので、行け!!」と申したのは、殿方ではなく、幼き頃から共に時を過ごした、その方でした。
殿方は、その方へ、私を必ず身の案じる所へ送り届けるようにと、届けられ、私のところには、姿を見せられませんでした。
即座に着物を着替え、追っ手がつく前に、即、城を後にしました。
切なく、辛く、苦しゅうて、仲間との大切な人との別れの日が訪れました。
私も男として生を持てておれば、共に戦うことが出来たものを…。
もう、争いは、嫌じゃ…。
血を見るのは、嫌じゃ…。
命とは、尊いものでは、ないのか…。
なぜに、なぜにそうしても、天下を必要とする…。
争い合うのじゃ…。
走る馬の上、送り人の後ろにて、辛さゆえ、乱世の世を憎み、何度も何度も、心中問いかけました。
殿はご無事か…その方は、ご無事か…家臣達は…父上、母上は…私を慕うてくれておる姫君、女中達は……………。
計り知れないほどの不安と絶望で心中が溢れておりました。
西へ、西へと馬を走らせ、幾日か過ぎた頃、行き着いた所は、肥後の山中でした。。。。。。。。
計り知れないほどの不安と絶望で心中が溢れておりました。
西へ、西へと馬を走らせ、幾日か過ぎた頃、行き着いた所は、肥後の山中でした。。。。。。。。
次に続く➡︎