「やるか、やられるか」

その昔、戦場に向かう戦闘機の中で、人々はこう心に誓ったのかもしれない。
やらなければ、やられてしまう。
その決意たるや、全てを凌駕する。
ひとたび敵に遭遇するや、相手を倒すか倒さないかの二つに一つである。
敵に背を向ければ、それは死を意味する。

一方で、皆さん受験生の置かれている状況は、

「Do Or Dieではない」(生か死か、ではない)

気楽なもんである。

生命は保証されている。


ここで何を言いたいかというと、
決死の覚悟をするのは良い事だが、あまりにも強く思い悩むことは、時として人を弱くする。

「人を臆病にする」

ということである。

―――――

「こんなに勉強しても、本番で力を発揮できなかったらどうしよう。」

「俺にとって大学受験が全てだ。もしこれに失敗したら、、、」

「俺が落ちたら、さぞかし周りの人間は笑うだろうな、、」

「最近やたら物が下に落ちるんだよな。」

「俺の勉強方法、間違ってねーかなー。」

―――――

その不安、よーく分かる。
だがな、、、発想を転換しろ!
君が勉強して、結局のところ大学に合格するか、否かが問題なのではない。
目の前にある困難に立ち向かうか、怯えて逃げるか、の問題だ。
結果はそのあとの問題だ。

俺なら、臆病風に吹かれている100人より本気を出した、たった1人の方が怖い。

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その男は当初、到底合格不可能な学力であった。
だが、彼は周りの声に耳を貸さない、、、
振り向かない、、、
なりふり構わず前に進む。

彼は言う。
「やって損はねー、だからやる。
合格したらおいしい思いができるしな。
俺には絶対できない??

知らねーよそんなこと。」

―-―――――
こんな奴、絶対敵に回したくねー。 

そしてこんな奴は、
必ず勝利をつかむ、、、

この文章を見ている、君のことだよ、、、


そうだろ?




我々は、反撃の手を緩めない。