愛犬を亡くしてから、寂しさを抱えながら過ごしています。
週末になると、夫とペットショップ巡りをするようになりました。
かわいいワンちゃんたちを見て癒されたくて
昨日もペットショップへ。
そこに、生後4か月のセルカークレックスという珍しい品種の猫ちゃんがいました。
他の猫ちゃんにはない独特のかわいさに一目惚れしてしまった私と夫
夫が「ちょっと抱かせてもらおうか」と。
案の定、抱かせてもらったら即ノックアウト
甘えん坊で人懐こくて、私の顔をぺろぺろ舐めたり、髪の毛を引っ張って遊ぶ姿に、ふたりともメロッメロになってしまいました
思わず、夫に「どうする?」と聞いてしまいました。
いつもは冷静な夫が「飼うしかないよ!こういうのは縁だから。タイミングだから」と。
ならば急げ!となり、その場で内金を支払い、翌日(今日)の午後にお迎えすることに決めてしまいました
ケージ、トイレ、おもちゃ、毛布、水入れ、爪とぎ、ブラシ等も買い揃えて準備万端
帰宅してからも、YouTubeで猫の飼い方を見たり、部屋のレイアウトも変えたりして大忙し
そうだ!名前も考えないと!!と夫が姓名判断までして決めた「ぐり」という名前。
ぐりちゃん。
めちゃくちゃかわいい名前やん
実家の母は猫が大好きなので、ぐりちゃんの写真をLINEで見せたら、かわいい!かわいい!と大絶賛
飼い方についてもいろいろ教えてくれました。
長男きもっちにも連絡。
きもっちも写真を見て「かわえーーー」と喜び、明日のお迎えに同行することになりました
きもっちも来るなら、明日の夕飯はすき焼きにしようか!となり、冷凍庫のおいしい牛肉を解凍したりして
私も夫も久しぶりのワクワクドキドキにソワソワ
でも、明日に備えて早く寝ないとね!となり、眠りについたら・・・
夫が「なんか顔が変じゃない?」と言い出して。
見たら、夫の口がタラコになっている
「なんか目も喉も痒くなってきた!!」と。
ガーーーン!
それって、猫アレルギーでは??
あちゃー!目も赤い。
ぐりちゃんを抱っこした時は痒くならなかったから、大丈夫じゃん?と思ったのに。
もう少し時間の経過を見るべきでした
軽率でした
アレルギーが出ちゃったら、猫を飼うことはできません
頑張って組み立てたケージ。
「これどーすんの?」
私に「ごめんね、俺、猫はダメだ」と謝る夫。
その言葉で、一気に冷静さが戻ってきました。
いやいや、飼う前に分かって本当に良かったよ
だけど、気持ちの落としどころが見つかず
翌朝(今朝)、ペットショップに電話して、事情を伝えてキャンセルしました。
もちろん内金は戻らず。
購入したケージなども開封してしまったので返品できず。
全部、保護猫の団体に寄付することにしました。
おもちゃは、猫を飼っている母に送りました。
きもっちにも電話して事情を話したら、「恋は盲目だねぇ」と笑われました。
本当にそうだなーって思いました。反省
夫とふたりして、ぐりちゃんに夢中になってしまいました
完全に冷静さを見失ってました。
私より夫がぐりちゃんにぞっこんになってしまってた(笑)
ぐりちゃんが欲しい
夫はそれしか考えられなくなっていたそうです。
いい歳の大人がふたりして何やってんだか
ペットショップってそういうところなのに。
分かっていたのに。
寂しいって危険ですね
癒し(オキシトシン)を求めているのに、興奮(ドーパミン)を求めてしまう・・・。
一種の催眠状態ですネ
覚めれば、あれ?とか、やばっ!とかってなる。
良い勉強になりました。
でも、夫にアレルギーがなければ何の問題もなかったんですけどね(笑)
あー、ぐりちゃんに会いたい。
早く素敵な飼い主さんが見つかりますように
実物は写真より100倍かわいかった
今夜は家族ですき焼きをやけ食いしよう
時間が経てば、すべて笑い話だーーー