支配からの卒業 | 産業カウンセラーあや相談室/気の向くままにGoing my way♪

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摂食障害に悩みながら、恋愛(支配)依存にもなっている方はたくさんいます。

どちらも「自分には(他人から愛されるほどの)価値がない」と思い込んでいる人がなる病気なので、併発しやすいのです。

 

パワーゲームになりやすい

付き合い始めると、相手に対する歪んだ思考が出てくるので、対等な恋愛関係を築くことができません。

例えば、相手を支配できる権利を持った方が勝ちだとか、支配に従うのが愛情だとか。

他者との健全な距離感が分からないんですよね汗

 

結婚して子供ができると、パートナーだけじゃなく子供も支配(監視)するようになります。

支配されることを喜ぶ人はいないので、支配しようとすればするほど、家庭内の問題が次から次へと出てきます。

夫婦関係は悪化し、子供もストレスを抱えて病んだり問題を起こすようになります。

自分の思うようにいかない現実に苛立ち、過食も酷くなります。

 

でも、本人は、自分の言動に問題があることに気づきません。

なぜなら、相手を支配しようとしている自覚がないからです。

恋人や家族の問題を救いたい、助けたいと必死に思っていて、それが支配的な行為だとは気づいていないのです。

 

良かれと思ってやっていることでも、度を超えれば悪になります。

そもそも、恋人や家族の問題は彼ら自身が解決するべきことであり、あなたが解決すべきことではないのです。

というか、他人の問題を解決することはできません。

 

″相手のことよりも、まず自分を大切にする″

恋人や家族への支配をやめることは、摂食障害の克服にもつながります。

そのためには、誰よりもまず自分のことを優先し大切にすることです。

 

でも、依存症の人は「自分を大切にするってどういうこと?」ってなります。

分からないから不安になります驚き

自分の問題と向き合うことが怖くてたまらないのです

だから、自分の問題から目を背けるために、相手の問題に目を向け続けていなければならないのです。

無意識にそうしているのです。

 

″他者ではなく、自分自身に焦点を当てる″

恋人や家族が鬱陶しくて辛い、疲れた汗でも私が頑張るしかない泣と思っている方。

「相手を助けたい!」という気持ちに、「相手を管理、支配したい!」という思いはありませんか?

助けたい気持ちが、願い(Hope)ではなく、欲求(Must)になっていませんか?

相手があなたに「してほしい」ことは考えず、相手が「したほうがいい」ことを、あなた自身が決めていませんか?

それを、相手のためだとして、相手に押しつけていませんか?

 

当てはまるかも!と思われた方はぜひカウンセリングでご相談ください。

「相手が・・・」ではなく、「自分は・・・」と自分を主語にしてみると、いろいろ気づけます。

 

話すことは気づくことひらめき電球

(隠すことは病むこと)

納得できれば、あとは早いですウインク

 

かく言う私も、30年前はメンヘラでしたハートブレイク