「自分らしさ」とは、自分の本質や特徴を表すもの。
例えば、情の深さ、粘り強さ、慎重さ、好奇心の強さなど。
これらは持って生まれたものなので「その人らしさ」と言って良いでしょう。
利き手もそうですね
世の中は、右利きの人たちが生活しやすい様になっています。
言わずもがな、右利きの人が圧倒的に多いからです。
*右利きの人は88.5%、左利きの人は9.5%、両利きの人は2.1%
朝型か夜型か。
実はこれも持って生まれたものだとされています。
利き手のように、体内時計が刻むリズムにも個人差があるのです
下記のグラフは、人がどの時間帯に活動的になるかを細かく分けたものです。
中間型とは、生活リズム次第で朝型にも夜型にもなり得る人のことです。
Shimura A et al. Sleep Med. 2022: 92: 73-80
オフィスワーカー8,155人(平均年齢36.7歳)を対象にした朝型・夜型傾向の調査結果より引用
*多くの人が、幼少期は朝型、思春期頃からは強い夜型、それ以降は年齢と共に再び朝型に移行していくと言われています。
どの型であっても、自身の生体リズムに合った生活を送っていれば、健康上の問題は生じません。
逆に、自身の生体リズムに合っていない生活をしていると、だるいし疲れるし、集中力も欠けるし、疲れやストレスも溜まっていきます
朝型の人は朝型の生活を送る方が、夜型の人は夜型の生活を送る方が、健康的に過ごせます
朝なかなか起きられず不登校気味だったクライアントのCちゃんは、定時制高校の夜間部に編入してからとても明るく元気になりました。
彼女には夜型の生活リズムが合っていたんですね
Cちゃんも私も自分に合う生活が出来るようになったら、自分を責めることがなくなり、摂食障害も克服しました。
私は、昔は自分のことを大嫌いでしたが、今は生まれ変わってもまたこの自分になりたくなりました
次はもっと早くから自分らしく(自分を嫌ったり責めたりしないで)生きてみたいです
自由とは、他者から嫌われること byアドラー心理学