摂食障害は行動依存です。
食べるという行動に依存しているのであって、食べ物
(物質)に依存しているわけではありません。問題は食べ物にはありません。
アルコール依存や薬物依存は物質依存です。
アルコール依存症の人は、アルコールそのものに依存しているのであって、飲むという行動に依存しているわけではありません。
物質依存の治療では、依存対象を生活から完全に取り除くことが重要ですが、摂食障害は行動依存なので、食べ物
に焦点を当てた治療で治ることはまずありません。(これは摂食障害専門の医師がおっしゃっていることです)
物質依存であるアルコール依存症は何年断酒していても、たった1杯の飲酒で再発してしまうと言われています。
でも、摂食障害は違います。
食べる、食べないという行動に逃げることでごまかしてきた、目を背けてこれた、自分が本当に欲しかったものに気づき、それらを知って感じて、習慣化して定着させれば、完治します。
そうなるまでに何度となく依存をぶり返すことはあります。
なぜぶり返すかというと、依存したくなると、自分が求めているものを忘れてしまうからです。
でも、それに気づいて知って体感ができれば、再びそれを思い出すことができます。
その繰り返しの中で、自分が求めているものを忘れないようになっていきます。
そうやって繰り返し繰り返し、自分の取扱書を修正していくことで、食べ物や体型、ダイエットに関する葛藤を手放していくことができます。
どうしたらぶり返さないかも分かってきます
皆さんが本当に求めているものは何ですか?
まずはそれに気づくこと
そしてそれをしっかりと知ること。
いろいろやってみながら、それを体感すること。
体験したことを習慣化していくこと。
このプロセスが大事なんです。
皆さんが「難しい」とか「よく分からない」と思うことは、本当に難しくてよく分からないことなんです
まずはそこに気づくことからです
難しいな~、よく分からないな~、どうしたらいいのかな~って。
気づいたら、1人で考えこまずに誰かに打ち明けてみてください。
よかったら私に
あなたが難しい、分からないと思っていることに、依存症を克服するためのヒントがたくさん隠されています
分からないことを分かり合える人と一緒に、分からないことを少しずつひも解いていきましょう。
そうしながら、自分が本当に求めていることに気づいて、知って、体感して、ぶり返さない習慣を手に入れていってほしいと思います
摂食障害は必ず克服できるし、完治します。
摂食障害克服者として断言します。