お互いの欠点をカバーし合い、2人でバランスを取り合っていくのが夫婦だと思います
これって、夫婦で協力し合える何かがあると、割とふつうに出来ちゃってることなんです
わが家の場合、
過敏&心配症の私 vs 鈍感&楽観的な夫は、なんでもかんでも対照的
これを「好対照だわ」と笑えちゃう私たちは、仲が良さそうに見えるし、本人たちもそう思っているけど、それはお互いに協力し合っている関係だからです。
じゃぁ、お互いのことを理解し合えてもいるのかというと、それはないですね(笑)
自分のこともまだ半分も分かっていない気がするし。
夫婦で協力し合ってきたことが一段落し(例えば、育児や仕事)、相手と向き合う時間が増えてくると、お互いのことをよく理解していなかったことに気づいちゃったりします
気づくだけならいいのですが、今までの「協力し合ってきた」を「理解し合っていた」と取り違える人は、急に相手への不平不満や不信感が湧いてきます
仲の良かった夫婦が急に不仲になったり、離婚してしまう理由の多くは、相手が自分のことを全く理解してくれないと思うようになったからだと思います。
でも、本当にそうなんですよ。夫婦とは言えども他人ですから。
「協力し合えても、理解はし合えない」ということをちゃんと理解しておくことが大切だと思います
私と夫は結婚して今年で29年目になりますが、実は、今が一番仲が良いと思っています
同志だからです。
去年に愛する次男を亡くした私たちは、深い悲しみを乗り越えていくため、2人で協力し合っていくしかないのです。
協力し合っている時は、夫婦だろうが家族だろうが会社のチームだろうが、団結していて仲も良いものです
でも、そうやってバランスを取り合ってきた分、協力し合うことがなくなった時に湧いてくるフラストレーションを、相手の無理解や無関心のせいにしてみたとて、さびしさや虚しさが癒えることはなく、むしろ増していくはず。
私と夫もそうならないように、協力し合いながらも「理解はし合えない」ということを忘れずにいたいなと思っています
何があっても、常日頃から自分のご機嫌は自分でとる努力(意識)をされている人はステキですね
自分のご機嫌を自分でとる方法の1つとして、カウンセリングもぜひご利用ください