丁寧な暮らしをする餓鬼 【弐】① | ダ・ヴィンチニュース (ddnavi.com)
これ
ガキたちが丁寧な暮らしをしていてわらう。
一生懸命
丁寧な生活をしている。自分みたい。
これはどこかで見たガキだ。
鳥獣戯画と一緒に借りた「地獄草紙,餓鬼草紙,病草紙」で見たやつらだ。
人間の生活を間近でガン見するガキたちが、むっちゃ表情豊か。滑稽でわらけたんだった。
人間にはガキが見えないから、油断した人間の暮らしぶりをぐいぐい近づいてじっくり観察している。微に入り細に入り、トイレシーンなんかも見てる。
ガキは文字通り子供。好奇心丸出し。嫌なことは嫌。しつこいくせに飽きたらバイバイ。
ガキも人間も自分のために一生懸命なのがとっても楽しい
こっちは真面目かなあと思った「信貴山縁起絵巻」もギャグ漫画だった。
団子鼻を好奇心に膨らませた表情や、大変な場面なのにポリポリと尻をかいてる坊主とか、日本人はおおらかだったのだなあと思った。
一冊1.7kgかなり重かった。でも見応え抜群。
新修日本絵巻物全集（角川書店）全30巻・別巻2 (32冊) – (bunsei.co.jp)