ドクターX見て思った事 | 舌癌ステージ4の診断からの闘病生活など

舌癌ステージ4の診断からの闘病生活など

45歳、舌癌ステージ4と診断され手術しました。
その手術中に顎が外れてそれに気づかれないまま1ヶ月放置された結果はまらなくなりまた手術。今は顎もはまり元気に頑張って生きてます。

ここ最近、ドクターXが昼間に再放送されています。結構好きなドラマなので録画して、今日まとめて見ました。このドラマにはよく癌患者が出てきます。外科が舞台なのでそうなるのでしょうかね。一見そこまで症状が重くなさそうな患者が、原因不明の症状に苦しんで、それを大門先生が手術で治す!みたいなパターンで終わる事が多い感じです。水戸黄門的な安心感のあるドラマだと思います。そんなドラマですが、改めて見ていたら「見落とし」による患者の危機のシーンがよく出てくるなあと思いました。見落とし…私も見落とされました。顎が外れている事を。舌癌の手術を受けて、何だか口が閉じないと思っていたけど、手術の影響かと思っていましたが、ある日、歯科医師の免許も持っている先生が、私のレントゲン写真を見て、顎が外れていることに気付いたんですよね。多分1ヶ月くらい外れてたんだと思います。その先生が発見しなかったらどうなってたんだろう?とふと思いました。もしかしたらもうどうにもならなくなってたのかも?と思うとゾッとします。結局、別の病院で手術して顎は無事にはまった訳ですが、見落としとは本当に怖い事だと思いました。顎が外れてても命には関わりませんが、QOLは間違いなく下がる。物がまともに食べられませんから、舌がある無しの問題ではなくなりますのでね。私は医療関係ではありませんが、仕事で社員の安全に関わる事を担当していますので、見落としはしないよう、気を付けようと思いました。