今までは期待してダメだった時のショックが大きかったから、これからはもしうまくいったらラッキーくらいの感覚でチャレンジするようにしてみる。
それから、たとえ根拠がなくても『大丈夫』って信じて思い続けたら前向きでいれるかな。
こんな経験ももしかしたらいつか誰かの役に立つかもしれないし…。
白血病になってから、出来れば経験したくなかったことたくさんあった。
きっとこれから先もそんなことたくさん経験していくんだろうけど、よくない経験もそこから何かを学ぶことが出来たら豊かで厚みのある人間になるための大きな肥やしになる気がする。
だから、どんなにつらい経験も全て財産だって最近は思うようにすることにした。
じゃないと、わたしの中で白血病になったことがただのつらい経験として終わっちゃうし、それだとあまりにもつらすぎるから…。
情けないけど、心が折れて自力じゃ立ち直れない時もあるくらい、ひとりで闘うには限界があるって知った。
どんな状況でも今があるのは治療してくれる先生がいて、たくさんの人に支えられて励ましてもらって元気づけてもらったそのおかげだから、忘れちゃいけないな…。
それでもやっぱり治療してたら壁にぶち当たる時もあるから、そんな時は我慢しないで思いっきり泣くようにする。
時間がかかってもそこからまた前を向けるように、諦めないで頑張れるように、気持ちを抑え込まないのが大事なのかも…。
諦めないって簡単じゃないし、今だってほとんど自分に言い聞かせてるようなもんだけど…「まだ諦める時じゃないよ!」って前に薬剤師さんが言ってくれたみたいに、今は信じて諦めないことを頑張ろうと思う。