そんなタイトルで
ショート動画を投稿し始めて早1カ月半
何を隠そう私がこの世で一番苦手なものは蛙。
田舎町で育った私が住んでたおばあちゃんち
裏の畑か草むらあたりにいっぱい潜んでいて
夜な夜な蛙の大合唱
雨上がりの朝には
流しの窓にペタッとへばりついてたり…
なにより突然ピョンと飛び跳ねるのが怖い
そんな私が惚れ込んだカエルカード
1998年にマチュピチュを旅した
4人の仲間で作ったというもの
蛙は古代インカ文明では「豊かさ」と「幸運」を
象徴するラッキーな存在だったというところから
カエルをモチーフにしたのだと。
占いではなくポジティブな
本来の自分の姿を思い出すためのカード
人は自分の事はなんでも心の奥に答えを持っていてそこに繋がるだけでいいのだとか
商店街のお店を閉店し
お友達の屋台のバーをシェアしてもらって
コーヒー淹れてた頃
お客さんにカードを引かせてあげると
何これピッタリ!とか
どうしてわかるの不思議?とか言って
泣き出す人やら元気になる人やら
とても喜ばれたので
ここミニチュアカフェあんなでも
カエルカードを引いてみようと思ったのです。
他にも「ルーンの石」なるものも持っていて
これまた何とも不思議な石で
30年前から大切にしてきたものです。
ルーンの書の前書きに
すべてを知る自己を映し出す魔法の鏡
潜在意識に潜む知恵との橋渡しとあります
アイスランドなどの国々で
古代の神託に使われたというルーン
赤い袋に手を入れて
ゴソゴソと中からひとつ取り出せば
心に沁みるメッセージ
そして最近出会ったお花のルーンカード
とても綺麗て可愛いカードです
どうしてこういう宇宙からだか
神様からだかのメッセージに惹かれたのかというと
自分らしく幸せに生きていくための
人生の道標が欲しかったのかもしれません
中学生のときの両親の離婚にはじまり
高校生のときには産み母の登場
父の再々婚など衝撃の連続
大人になってからは
何かを頑張ってやろうとすると
いつも何故か病気になって出来なくなる
自分が悪いせいならば諦めもつくけれど
目には見えない
孫子の代まで祟る因縁とか
前世で犯した業とか
自分の力の遠く及ばないことのせいなら
冗談じゃないわイヤよとばかりに
まず手始めに姓名判断
凶と出た名前の画数を恨み印鑑を作り
住んでる部屋が悪いのではと
風水に習って東には赤、西に黄色の物を置き
生まれた時が悪いのかと
六星占術、四柱推命、大殺界も天中殺も調べ
星占いから高島暦まで読み尽くした
その高島暦で
家の増改築大凶の年
言うこと聞かずに家を増築した父が脳腫瘍で大手術
お婆ちゃんは心臓発作であの世へ行きかけた
当たるも八卦当たらぬも八卦
やはり昔の人の言うことは聞いておいた方が良いかもしれないと思った出来事でした
人間は宇宙の一部
月の満ち欠けに逆らわず
人生にも春夏秋冬あり
春になったら種を撒き
夏になったら水をやり
秋になったら収穫をして
冬になったら冬囲い
そんな話しをお店ですれば
水晶の玉を置き黒いマントを着てたら似合うよ
占い師になったら
などとよく言われた
実は個性心理学なるものを
ちょっとだけかじったことがある
四柱推命からくる統計学なのだが
奥が深くて面白かった
あるとき方位のお話から
昔十二支で時間を表していた時代
草木も眠る丑三つ刻
丑は午前の二時頃で方位は北東
同じく北東には寅がいると教えてもらった
北東は鬼門といわれる方角である
桃太郎さんの鬼退治
鬼門の北東にいる鬼
トラのしましまパンツに牛の角
お供に連れて行ったのはサル、トリ、イヌ
反対の方位の動物、申、酉、戌である
おまけ
午前、午後って何故"午"という字なのか
ご存じだろうか
私はもちろん知らなかった
丑三つ刻が真夜中の二時なら
午は零時
午の刻を境にその前と後ということなのだそうだ
十二時は正午
そんなことも知らずに
午前中は忙しいとか
午後からは眠いとか
言っている日本人の何と多いことか
占い師ではないけれど
商店街にカフェあんなのお店があった頃
ほぼカウンターだけの小さなお店で
常連さんから一見さんまで
いろんなお話をしているうちに
気がついたら悩み相談をされている
なんてことはしょっちゅうだった
中でも忘れられないお客さんが二人いる
土砂降りの潮まつりの日に
ずぶ濡れの浴衣姿で入って来て以来
たまにすんごく美味しい手作りのケーキがあるときは必ず来てくれた彼女
ある日、何の話しだったか悩みだったか忘れたが
気づいたら2時間以上話しを聞いて色々解決策を提案したのだと思う
さすがに疲れて
当時一杯350円だったスペシャルティ珈琲を
「お前コーヒー5,000円だ!」って
お客に向かって叫んでた
彼女は屋台の借りの店にもよく来てくれた
お土産持って
もう一人はある年の選挙で
候補者の選対事務所の裏方で頑張ってた男性
常連さんではないが
忘れた頃にふらっと現れるようなお客さんだった
浮かない顔をしている
珈琲を少し飲んでほーとしたような頃合いをみて
一言声をかけたら喋り出して止まらなくなった
内容は覚えていないが選挙の事務所内での問題を
どうしたものかと悩んでおられた
中にいると気がつかないが
外から見るとわかるということがある
話しを聞いているうちに感じたことを伝えてみた
うんうんうんうん聞いているうちに
コトを細かく説明し始めアドバイスを求めて来た
こちらもけっこうな時間が経っていたと思う
なかなか話しが終わらない
なんならまた始めに戻る
キリがないので
「ハイ350円値終了、帰ってよろしい!」
そう言ったら
お隣りでニコニコとずっとお話を聞いてらした
ご近所の居酒屋のお父さんが声を上げて大笑い
キッチリ350円払い
まだ話したりないといった顔で向かいの選対事務所に戻って行った
因みにその候補者は落選だった
悩み相談も占いも出来ませんが
あの頃、お店でも引いていたルーンの石を
ミニチュアのカフェあんなでも引いていきたいと思います
自らの持つ知恵の宝庫への扉を開く
鍵となるかもしれません
お楽しみに
*ご紹介させていただきましたカードとルーン
カエルカード
©️アトリエ・クスケーニャ
ルーンの書
発行元 : 株式会社ヴォイス
花のルーンカード
株式会社フェリシモ
ありがとうございます