成人の日が終わりやっと今年がはじまったような気がしております。


背後から遅れて忍びよる筋肉痛の気配を感じつつ今年の振袖着付けについて思いを馳せていました。


二十歳を迎える若人たちへの愛おしさや慈しみ、未来への希望や羨望の眼差し、尊敬の気持ち

ご家族の愛情に感涙し


着付け師の頑張りや情熱に心を燃やし

色んな場面で着付け師へ寄せられる労いの言葉に励まされ


胸の奥と目頭がジーンと熱くなる瞬間がたくさんあり、コソコンちょっと泣いちゃったりもしています。


毎年事で何度も経験しても成人の日の着付けの日は他の日とは違うと感じます。


他の日と違うということが、Specialで特別で、とても良い事でもあるし、着付け師として、また着付け師さんを現場へ送り出す立場として心配な事や不安に思う事、問題を感じていることがたくさんあるのも事実です。


おめでたい晴れの日なので、明るい話ばかりしたいですが、そうもいえない話も耳にしてしまいます。



1人残らず笑顔で会場に送りだせるように、着物を好きになってもらう機会となるように、どうすれば課題となっているものを解消していけるか、二十歳のつどい、成人の日に携わる人々が、いまいちど自分の役割と今後やるべきことついて、向き合う必要があるのではないかと思います。