: 吉澤暁子きもの着付け教室 :

大阪堂島教室

昨日は京都の なをし屋 栗田さん


に、堂島教室までお越しいただき、【お手入れ相談会】をさせていただきました。

朝から夕方までぎっしりと、次から次へとたくさんの方にお越しいただき、栗田さんに色々なご相談をさせていただきました。

着物のクリーニングや染み抜きの事だけにおさまらず、プロの目でみていただくと「なるほど!」「えっ!そんな事もできるんですか?!」と勉強になる事がいっぱいです。




また、お生徒さんが「そこに困ってるのねー」という事もヒアリングできて、【直接お話しできることの大切さ】を感じました。

普段なら、「よくわからないし、お任せで」とお渡しだけしてしまうものを、〈Aのパターンならこう、Bのパターンならこう〉と選択肢をもらえたり、お見積もりをその場で出していただいて、「どうされますか?」と聞いてもらえたり、ある事例については「これはもう触らずに、着方を工夫して楽しんでみられは?」と、アドバイスだけいただける事も。






染み抜きや汚れを落とすだけでなく、必要であれば補正や補強、染め替えや仕立て直しもしていただけます。
前回に引き続き、バックの変色のご相談もどんとこい!

何故なのか、や、どう治すのか、治ったあとはではこれからどうすればいいか 
までしっかりレクチャーしていただけてみんなとっても勉強になったと思います。

「何をどこまでどうしたいか、ご本人のその物への想い入れによって違います。

僕たちの仕事はそのご希望を可能な限り叶えるためにできうる事を最大限にすることです。」


栗田さんはそうおっしゃってくださいました。



吉澤暁子きもの着付け教室が栗田さんに絶大なる信頼を寄せているのは、栗田さんのそういう仕事への姿勢と信念です。

長くなりますがあと少し、

よく、着物はずっと引き継いでいける。
おばあちゃんの着物を孫が着られる。

というようなことも聞きます。

私の持論ですが、着物だけが他の衣服と違って特殊な製法なので何十年何百年平気
 
な、わけがない。と思っています。

先人たちが長く着物を残してこられたのは、大切にきちんとお手入れをして、衣替えのたびに虫干しをしたり、洗い張りをして傷んだ部分を直して仕立て直して、染め替えて、大事に大事にしてきたからだと思います。

シーズンごとに流行りが変わり、ファストファッションでトレンドを追うこの時代だからこそ、簡単におうちで洗えたり、ネットでポチッと買える着物も、とっても便利で手軽で、それはそれでとっても素敵な事だし、

着物を楽しむということを、【着物の文化を楽しむ】こととして、職人さんたちが手工芸をこらした大事な一枚を少しずつ増やして、丁寧に手間暇かけてお手入れしたりお直ししながら大事に着て賞でることの楽しさもお勧めしていきたいです。

手間暇を掛けるというのは、自分のための時間をとってあげるということです。

着物を楽しむみなさんに、自分のための豊かな時間を作っていただけるように、こうした機会を増やしていければと思った。そんな1日となりました。

今回ご参加になれなかった方でも、なをし屋さんにお手入れの相談をしたい方いらっしゃいましたらお稽古の際にお預かりすることもできますし、またなをし屋さんに直接ご相談できる機会も作れますので、大久保までお知らせくださいね。 
お教室のお生徒さんでなくても、大久保とお知り合いの方でしたらご紹介しますので

→ @yukari.ohkubo  まで!


Special thanks
栗田さん @naoshiya.kyoto 
ありがとうございました!
#なをし屋
#お手入れ相談会



▶︎吉澤暁子きもの着付け教室
詳しくはプロフィール欄のリンクよりHPをご覧になってください。
お問い合わせはお気軽に
✉︎kitsuke@e-embellir.com

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