「純と愛」第26話(第5週)【きたかぜとたいよう】〜/夏菜、風間俊介、たちの「弱さ」 | どら☆ぶろ〜テレビドラマ感想ブログの決定版

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朝ドラ「ごちそうさん」「あまちゃん」のあらすじ・感想が日課です。
旅行記も稀に書いています。


テーマ:
NHK総合
月~土 8:00~8:15
(再放送 月~土 12:45~13:00)

NHK BSプレミアム
月~土 7:30~7:45
(再放送①月~土 23:00~23:15、再放送②土 9:30~11:00)

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夏菜、風間俊介、たちの「弱さ」
夏菜(純)は、仕事中に偶然にも風間俊介(愛)の両親である若村麻由美(多恵子)や堀内正美(謙次)に出くわす。
攻撃する若村麻由美、現実逃避する堀内正美を見て、夏菜はもやもやする。
しかも、その事を風間俊介には言えない。黙っていることで夏菜は自分の弱さに直面し、風間俊介は自信を無くしていく。
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夏菜、隠したい心を読まれて困惑中

◎あらすじ(ネタバレあり)
愛(風間俊介)と暮らすようになって何かと家事を頼りっぱなしで居心地のいい純(夏菜)。
愛は仕事では苦戦しつつも、純にはその苦労は話せないでいた。
そんなところに弟の剛(渡部秀)から兄・正(速水もこみち)が、妊娠させたマリヤ(高橋メアリージュン)を差し置いて、お見合い相手と結婚すると連絡が入る。ホテルの経営困難もあって、純の両親は結婚に乗り気らしい。純はそんな両親に怒りを隠せないが、両親にその怒りは届かない。
そんな中で、純の父・善行(武田鉄矢)はたまたま行ったキャバクラでマリヤに再会し、マリヤがシングルマザーになる決意をしたことを知る。

そして、ホテルでは純はフロントで愛の両親の修羅場直前シーンに出くわしていた。
純の機転で修羅場は切り抜けたものの、愛の父・謙次(堀内正美)は浮気の言い訳を「自分は弱い人間だから」と言う。また、母・多恵子(若村麻由美)は「愛をこの病院につれていけ。そして愛とあなたはやっていけない」と言い放つ。

愛の両親との再会で疲弊した純だったが、愛から「仕事をクビになった」と聞かされてなぐさめる。
しかし、隠していた多恵子との再会を愛に悟られて、心を読まれる息苦しさを感じ始める。



◎みどころ

夏菜、風間俊介、たちの「弱さ」

◯おもしろポイント
夏菜、風間俊介、たちの「弱さ」
「自分は弱い人間だから」
風間俊介(愛)の父親・堀内正美(謙次)が浮気の言い訳に夏菜(純)に言った言葉。
堀内正美に限らず、このドラマは「弱い人」が多い。もとい、人の「弱さ」「脆さ」に焦点が当てられている。

理想と現実の乖離に苦しむ夏菜、
8年前の弟の死の苦しさから解き放たれない風間俊介、
自分の始末をつけられない速水もこみち(正)、
自立の「じ」の字すら達成できない、しようとしない渡部秀(剛)、
目先のカネにエゴを剥き出しにした武田鉄矢(善行)、
何かあったらすぐ娘頼みの森下愛子(晴海)、
素直じゃない感情をぶつけることしか出来ない若村麻由美(多恵子)、
そんな若村麻由美と崩壊寸前の家族から浮気という逃避しか出来ない堀内正美(謙次)、

誰でも持ってる「弱い部分」「辛い部分」をめくって、時にはひっぺがし、朝から「これでもか!」と言わんばかりに見せつける。
また、「逃げる」「攻撃する」「依存する」など様々な形で「弱さ」「辛さ」を表現してくる。
でも、そんなパターンの多い「弱さ」「辛さ」をどう乗り越えて、自分で(又は人に助けられ)立ち上がるのかが今後の楽しみ。
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心を読まれて苦しむ夏菜

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夏菜の嘘に気づき、心を閉ざし始める風間俊介

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攻撃する若村麻由美

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現実逃避する堀内正美



◯ツッコミポイント
森下愛子、涙の逆切れ
速水もこみちの(正)の結婚に納得の行かない夏菜(純)は実家に電話して、母・森下愛子(晴海)に「これでいいと思ってるの?いつまであんなオヤジの父のやりたいようにやらせてるわけ?」と息巻く。
すると、森下愛子は「何で娘にそんなこと言われやなあかんの?私は夫と結婚した時に何があっても夫を信じて一生ついていくと決めた。あんたも好きな人が出来ればわかるわよ!自分の思うとおりにならないの、人生は!」とか言って泣き出して、電話をぶつ切り。
・・・最後の一言は頷けるけど、問題すり替えてますよ、それ。
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その涙、嘘臭いです!



◎雑感
今週の副題は「きたかぜとたいよう」。
火曜日の段階では北風=若村麻由美、太陽=夏菜 らしい。嫌がる風間俊介を無理矢理精神科に連れて行こうとする若村麻由美とそれに反対し見守ろうとする夏菜だから。

ただ、若村麻由美も風間俊介が憎くて精神科医を紹介したいわけではない。
「風間俊介は死んだものとみなす」と言ったが、精神科医の手配を整えてきた。
その手段が良いのか悪いのかはさておき、きっと心の中でとても苦しい部分があったのだろう。でも、若村麻由美はそんな「弱さ」を見せることが出来ずに、口から出るのは人を攻撃する言葉だけ。

そして「たいよう」は暖かいだけではない。夏の太陽は恐ろしいほど人を消耗させ、人から水分や体力を奪うのだから。
きっと、夏菜も若村麻由美もある意味で「たいよう」なんだろう。(ドラマの意図とは違うんだろうけど)

また、「きたかぜ」と聞いて私が連想したのは、先週の放送でホテルで悪さばっかしていた子供への風間俊介の態度。
両親の愛情に飢えて悪さをするその子供に、風間俊介はその心を読み、真実を突き付け、掴みかかる。
その言動こそが「きたかぜ」そのもの。愛情という「たいよう」を欲しがる子供に、真実という「きたかぜ」を吹きつけたのだから。
若村麻由美を「きたかぜ」とするのなら、その若村麻由美を見て育った風間俊介は「きたかぜ」の素養があるのかもしれない。
なぜなら人は感情を学習するのだから。

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