「梅ちゃん先生」第48話(第8週)/〜堀北真希が「梅ちゃん先生」への一歩を歩き出した! | どら☆ぶろ〜テレビドラマ感想ブログの決定版

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連続ドラマの感想やあらすじ(放送回までのネタバレ含む)などについてを主に書いてます。
目標とコンセプトは「面白いドラマをより多くの人に見てもらいたい」です。
朝ドラ「ごちそうさん」「あまちゃん」のあらすじ・感想が日課です。
旅行記も稀に書いています。

NHK総合
月~土 8:00~8:15 (再放送 月~土 12:45~13:00)

NHK BSプレミアム
月~土 7:30~7:45 (再放送①月~土 23:00~23:15、再放送②土 9:30~11:00)

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◎あらすじ(ネタバレあり)
新居を建てる事になった梅子(堀北真希)一家。しかし、そのことが原因で隣の安岡家の幸吉(片岡鶴太郎)は「家の境界線になっている梅の木をこっそり場所を移動させよう」と言ってスコップを片手に夜中に庭に出る。
と、梅の木を掘り起こしはじめた幸吉は、突如苦しみ始め倒れてしまった。

倒れた幸吉は梅子の父・建造(高橋克実)の勤める病院に入院することになる。
建造が幸吉を診ることになったが、二人は喧嘩してばかり。

また、梅子の同期の江美は「自分が本当に医者になるのか?」との疑問を抱いたまま、学校を休み続けていた。
そんな江美の話を父・建造に相談する梅子。
父からの返答は「医者にかぎらず、脱落するものは必ずいる。人の死に直面したり、助けられない患者に大丈夫と嘘をつく強さも必要だ。その子(江美)がどれだけ医者になりたいという強い意志を持っているかが問題だ」
というものだった。父の返答に納得しつつも、何とか江美に医師の夢を追い続けて欲しい梅子。

そんな時に、たまたま幸吉の妻・和子(大島茜子)と息子・信郎(松坂桃李)は梅子に頼みにやってくる。
「土地の境界線は建造の言うとおりでいいから、父の治療を優先してやってほしい」と。
その話を聞いて医師としての使命感が湧いた梅子。
「父は、診療に個人的な感情を持ち込むような医師ではないし、医師は目の前にいる患者に対して全力を尽くす」と返事をする。

と、その場に偶然いた江美もその話を聞いていた。
梅子の話を聞いて、「医師になりたい」というゆずれない気持ちを再認した江美。
翌日から授業に参加するのだった。

また、幸吉は和子や信郎、建造の説得で手術を決意する。

江美の一件を機に、「自分はどんな医師になりたいのか、医師になる資格があるのか」を考え始めた梅子だった。



◎みどころ

「どれだけ医者になりたいという強い気持ちを持っているかだ」

◯おもしろポイント
「脱落するかしないかは、その人(白鳥久美子)がどれだけ医者になりたいという強い気持ちを持っているかだ」
久々に「スポ魂」みたいなセリフをドラマで聞けた。(個人的な好みなのだが)
根性ややる気だけでは医者にはなれない。(他のものでもそう)
しかし、何かを成し得た人は必ず強い信念を持っている。
辛い時、心が折れそうな時にその信念が助けてくれることがあるからだ。

「(内容にもよるけど)信念のある人間は強い、信念を持った人になってほしい」
というメッセージを今回の内容から受け取った。



◯ツッコミポイント
「私は内科ですから」
今まで土地をめぐってケンカしていた高橋克実と片岡鶴太郎。
手術が必要なのにケンカのせいか「俺は手術なんか受けん」と意地を張る片岡鶴太郎。
しかし、周囲の必死の説得で手術を受ける決心をする。
そして手術室へ運ばれていった片岡鶴太郎を見て言った高橋克実のセリフが
「あの男(片岡鶴太郎)、私が手術すると勘違いしているようだな」というもの。
大島茜子が慌てて「(手術は)高橋克実が演るんじゃないんですか?」と聞き返す。
その返事が「執刀するのは外科の医師です。私は内科ですから」と。

確かに!高橋克実は内科医だった!
しかし、梅の木を移す騒ぎや片岡鶴太郎の手術騒ぎに、高橋克実のスポコン魂で
「高橋克実は内科医である」という事実を完全に忘れていた。
恐るべし、「梅ちゃん先生 第48話」の引力!
感動シーンの後にそのオチを持ってくるあたりの巧さもなお惹きつけられる。たまらない・笑


◯つまらなポイント
なし。
今日は特に何もなし!
感動シーンも最後のオチも何から何まで面白かった15分。