[雑誌] COURRiER Japon 2010年1月号 | 知磨き倶楽部 ~ビジネス書で「知」のトレーニングを!~
2009-12-19 21:00:00

[雑誌] COURRiER Japon 2010年1月号

テーマ:経済/社会

新潮社の国際情報誌であるフォーサイトの休刊が決まり、いよいよ僕の中で質の高い国際情報を得られる数少ない選択肢の一つとなったクーリエ・ジャポン。

最初は知識がついていかずに読みづらい感覚もあったけれど、継続的に読むことで今や毎月読むことが楽しみですらある。

まあ、国際政治系の分野には相変わらず弱いのだが…(汗)


今号の特集は大きくは2つ。


2010年1月号のSPECIAL FEATURE

BERLIN 1989-2009 世界一刺激的な首都 新世紀ベルリン ―壁とアートと接吻―

2009年TIMEが選ぶ世界の発明品BEST50


身近なというか、楽しい話題から入りたいので、二つ目の世界の発明品BEST50の中で気になったものを。


まず、6位「テレポーテーション」。

!!!

なんと、そんな発明がとうとう現実化されていたとは…。

コメントによれば、超安全・超高速コンピュータ開発に大きな意味を持つらしいけれど、それについてはさっぱり分からない(笑)

成功した内容は、ある原子のデータを1m離れた容器の中の別の原子へワープさせること。

SFの世界はついに現実に…か。


次に、9位「考え抜いたつぶやき」。

これも、びっくり、脳内で念じるだけでツイッター につぶやく快挙を成し遂げたというもの。

コミュニケーション手段の拡充という点で、今後が多いに期待される話だ。

個人的には、世界の発明品BEST50という内容に、何の説明もなくツイッターが登場してしまうあたりだったりするのだが。


それから、34位「人力自動販売機」。

僕は、一瞬、意味が分からず混乱した言葉なのだが、自動販売機にサイクリングマシンを直結して、一定距離を走ってからしか商品を購入できないようにしたものらしい。

もう、誰にとって何が自動なんだかよく分からなくなってきた(笑)


楽しくも、明るい未来を感じさせる発明品が50個並んでいるという特集。

全般的には医療分野が若干多いかなという印象で、アマルティア・センの「潜在能力アプローチ」を基にした視点から、よりよい社会をもたらす発明と言えるものが多いと思う。

小難しいこと言ってみたけれど、合ってるのかな…(汗)

※参考: 【書評】使える!経済学の考え方



そのほか、通常の連載記事の中から「佐藤優の国際ニュース解説室」を見ておきたい。


今月の質問

よく陰謀史観に出てくるフリーメーソンやイルミナティといった組織は、実際に国際関係に影響を与えているのでしょうか?

同様に、ロックフェラー家やロスチャイルド家は、現代でも大きな影響力をもっているのですか?(p.126)


佐藤さんによる回答・解説は本誌に当たっていただくとして、僕自身は今号でこれを読めてグッドタイミングだった。

その理由は、今、一部の書評ブロガーの間で話題(?)の『 雷撃☆SSガール 』を、より楽しむための知識となったからだ。

(この本、講談社さんの本だからいいよね、ここで採り上げても(笑))


この連載は、毎号コンパクトで嬉しいのだが、ここでこんな風に紹介する割には、解説室で紹介されている教科書に手をつけていないという後ろめたさが…(汗)

本誌だけを読みっぱなしにせずに、そこから広がる周辺知識まで取り込んでいくと、本誌の活用度が高まるだけでなく、次号以降の理解がより深まるという相乗効果が生まれると思うのだけど。

思うだけでは好循環のスパイラルは描けない。



あえて今号の中で個人的に残念だった記事を挙げると「世界が見たNIPPON」かな…。

本誌を特徴付ける視点であり、特集記事と並ぶ毎号の目玉コーナーという期待感を持っているのだが、今号はちょっと個人的にはインパクトに欠けた。

別に、インパクトのある記事がいい記事だと安直には言えないけれど。

楽しみにしているコーナーの一つだけに、残念に思ってしまう気持ちを抑えられなかった。



全体としては流石のクオリティ。

知識人を気取るがつがつしたビジネスパーソンなら、基本の雑誌として押さえておいた方がいい。



追伸:

実は今年は背表紙に新たな試みが… 今号だけで分かるかな!? 是非直接手にとって見て欲しい。


なお、本書はR+(レビュープラス) 様よりレビュアーとして献本いただいた。

今回は、前回のレビューコンテスト参加者を対象にした、講談社クーリエ・ジャポン編集部訪問イベントで、古賀編集長さんから直接手交されたという、光栄に与った。

R+(レビュープラス) は登録すれば、誰にでも(?)レビュアーとなり献本いただけるチャンスがあるので、興味がある方はどうぞ。


【関連リンク】

サイト: クーリエ・ジャポン

公式Twitter: http://twitter.com/CourrierJapon


【基礎データ】

雑誌名: COURRiER Japon

発行元: 講談社

種別: 月刊誌(毎月10日発売)






Taka@中小企業診断士(業務休止中)さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス