こんにちは。進学塾アクシア大内校です。
受験生は1つ、また1つと終わっていく習熟度や模試を駆け抜けながら
今までぼやけていた受験本番を意識し、焦りや不安を感じ始める時期なのかと思います。
本番が近づくほど謎の自信に満ち溢れるタイプなど、多少例外はいるかと思いますが、
勉強にかけてきた時間が多い者、志望校にかける想いが大きい者ほど当てはまる心理状況かと思います。
こうなってくると陥りやすいのが、出来ないことばかりに目がいき余計に焦るという状態です。
あれもできない。これも自信がない。それだって不安だ。というやつですね。
当然、今日まで頑張ってきた人であれば、「できるもの」は「できないもの」の何倍もあるはずなので、
少し落ち着けばよいのですが、受験勉強のスタートが遅れた人は、落ち着くどころではないというケースもあるでしょう。
こういった生徒を見ると、思い出す言葉があります。
「1ヵ月かけて2次関数だけを完璧にしなさいと言われたらできそうではないか？」というものです。
「2次関数だけならば、基本を繰り返した後、あらゆる問題に取り組んで見たことない問題がないほどに極めることは可能だろう」というのです。
そして、「それには、実際のところ1ヵ月もいらないだろう」と。
何が言いたいのかといえば、「焦って広く薄く勉強をしても効果は期待できない」ということです。
仕上げる科目やテーマを決め、完成まで徹底的にやりこむ。
これを繰り返して、自信をもってできるテーマを増やすことが最善だ！ということです。
新研究なども入試に向け良い教材ですが、出来ないことが多いのにとりあえず新研究を頭から進めていくというのは
今の時期はNGです。新研究などで不安なテーマを見つけたら、できるまでやりこむことをお勧めします。
できれば、そうなる前に、低学年のうちからしっかり学校進度に合わせて学習・理科を進めておくのが理想です(^^)/
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