本当に○○な人というのはいるもので、その発言や行動は『この人、どこか…』と誰もが感じるのだが、本人は悪気はなく、どの場所でも誰を相手にしても同じ事を繰り返している。




『ねぇ、マスター、あのB店はダメだ』とA店で話していたかと思うと、今度はB店でA店はダメだと…。





A店とB店の共通の人の前では一番、通っているはずのC店までを…。




通常であればABCともに行かなければよいのだが、結局は行くところがなくA、B、C店に通い続ける。





その場の雰囲気や相手にあわせてコロコロ態度を変える。




その話題が周囲で盛り上がったりすると、それを人気者、人柄のよさと勘違いするが、聞いている側の内心では全てわかられていたりする。



しかも人は迎合したり権力や損得勘定でひっくり返ることを予測していないからいつの間にか全てがつつ抜けになっていたりする。



知らぬは本人ばかりで、実はABCをはじめ誰からも相手にされておらず、あわせてもらっている会話や笑顔の意味を知らずに『裸の王様』…。




そんな人であるから対人関係は広がらずに『井の中の蛙』…。




『井の中の蛙で裸の王様』って…。





そんなところに引き込まれたら、はい上がれることはなく小さな窓から世の中をながめているしかなくなる。




二度と大きな虹の輝きを見ることはない…。