患者さんに施術をしていると、『先生、痩せるツボとかないんですか?』と時々聞かれます。自分自身がこの一年半で12㎏ほど減量したので、その経験からいうとここを刺激すれば痩せるというツボはありません(笑)どうやって痩せたのかというと、食事、運動、睡眠を見直して、生活リズムを整えたのが一番の基本であり、効果がありました。
もちろん自分に鍼や灸をほぼ毎日やっていましたが、それにはいくつか痩せるための補助としてやっていました。
まず鍼灸で胃腸の働きをアップさせます。代謝をあげてカロリーを消費するようにするためには、タンパク質をしっかり補給して、筋肉を維持する必要があります。胃腸に入ってきた栄養をしっかり吸収するためには胃腸の働きが良くないといけないので、胃腸の働きが良くなるように施術をしていました。
またカロリーを消費するためには運動が必須ですが、運動をすると筋疲労がたまります。乳酸や疲労物質を速やかに分解するためには、血液によって肝臓に運ばれる必要があるため、鍼灸で血流をアップさせて、筋肉の疲労を取ったり、運動で固まった筋肉が痛まないようにケアしていました。疲労がたまったり、筋肉痛や関節痛が出ればそれだけで運動が嫌になって続けられないですよね。
さらに睡眠に関しては、自律神経のバランスやストレスによって、睡眠が乱れると、疲労回復が遅れるほか、食欲を増進させるホルモンのグレリンが増加したり、食欲を抑えるホルモンのレプチンが減少したりしてしまいます。鍼灸で自律神経のバランスを良くすることによって、質の良い睡眠がとれるようになると、ホルモンも安定し、過度な食欲増進が抑えられました。
もし痩せたいという人は、食事、運動、睡眠を見直したうえで、鍼灸を利用することを考えてみてください。より効率的に効果が出るかもしれません。一気に体重を落とすことを目指すのではなく、体をより良く使えるようになって、心身ともに過ごしやすくなることがダイエットの最大の目的でありメリットだと思います。
一緒に頑張りましょう!
