「音にびっくりしやすくて…」

 
 
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
 
 

不安感やパニックを起こす一つに音対してびっくりしやすくなる人がいらっしゃいます。特に後ろから急に声をかけられたり、夜中の急な物音にびっくりして心臓がどきどきして辛いという訴えをおっしゃられる患者様がいます。

 
 
 
基本的にはこういった相談は年齢を重ねられたご高齢の方に多いですが、中にはメンタルが不安定な方で、救急車やパトカーなどのサイレン、また苦手な方の声で胸苦しさを感じられる方もいます。
 
 
 
東洋医学では、こういった症状の基本には腎虚が関係していると考えられています。
 
 
 
簡単に驚きやすくなる状態を『易驚』といい、体のシステムの腎が弱ると、物事に対して落ち着いて対処ができなくなり、不安感が強くなります。そのため外部の音に対して敏感になり、特に自身が不安に感じる音や声、また予期せぬタイミングの音に驚きやすくなります。
 
 
 
腎は生理的には年齢を重ねると弱りやすくなるため、ご年配の方は『易驚』の症状が出やすくなりますが、腎を弱らせないようにすれば少し症状が和らぐ方もいます。特に大切なのは甘いものを取り過ぎないことです。ご高齢の方は食欲が落ちると甘いものを摂取しがちになりますが、甘いものの過剰摂取は腎を弱らせてしまいます。
 
 
 
また若い方でメンタルが弱っている方も、多くの方で甘いものを食べ過ぎている方がよくみられます。なので、甘いものを過食しないようにすることも、体の状態を良くするために必要になります。
 
 
 
症状としては昨今不安障害やパニックがホルモンの関係等いろんな年代で現れることが分かっていますので、あまりにも日常生活に支障が出る場合には、精神科や心療内科に一度診察を受けられることを推奨しますが、併せて漢方や鍼灸など東洋医学のアプローチをセットでご利用されることも、お勧めです。
 
 
 
お困りの際は専門家にご相談ください。