「わたし汗っかきで困るんです」
こういった相談を女性からよく受けることがあります。
体質的に汗をかきやすい人、かきにくい人というのはもちろんありますが、汗をかいて困る人というのは汗をかくことそのものよりも、
- 「汗がなかなか引かず肌がじっとりしていて気持ち悪い」
- 「頭にだけ汗をかいて雨に濡れたようになる」
- 「首から上がのぼせたようになって汗が出る」
- 「夜中に汗がでて寝苦しく熟睡できない」
など汗そのものよりも様々な不快な症状とくっついていることが多いです。
ちなみに先ほど挙げた例でも、東洋医学では原因が違うため、漢方薬は違うものを飲む可能性がありますし、鍼灸の施術で使うツボも変わってきます。
今までの経験で一番つらそうな方は、やはり自律神経失調症を伴う、汗っかきで困っていた方でしょうか。慢性的に汗が出るので、体の疲労感が蓄積されてしまい、慢性疲労の状態になっていました。
普段出てはいけない汗が出てしまっている人は、肌がサラサラと乾いておらず、触るといつもじっとりと湿っている感じがあります。また、肌に気血が巡りにくいためいつもひんやりと冷たい肌をしており、空調や扇風機などの風が苦手としている人が多いです。
体調不良が安定してきたり、体質が改善されてくると、汗が乾きやすくなって、肌がサラサラになっていきます。
汗で困っている人は、一度東洋医学のご利用を考えてみてはいかがでしょうか?