平成２４年度
全日本卓球選手権大会
女子シングルス
準々決勝から決勝まで
試合は１０ＡＭ開始で、
試合前の練習では、厳しい表情と笑顔が両方あった石川佳純選手でした
準々決勝は、藤井優子選手との対戦
第１ゲーム、ジュースになったり
第３ゲームでは７－９とリードを許す場面もありましたが
４－０で勝利
試合序盤から、大きな声が出ていて、気持ちは入っていたように感じました
ところが、松澤茉里奈（淑徳大）選手との準決勝は大、大、苦戦
第１ゲーム、スマッシュがオーバーするなどのミスが目立ち
７－３のリードから
７連続失点で７－１０
９－１０まで戻し、
次もラリーで押していたんですが、ミスで９－１１
第２ゲームも７－６から、ミスや、入れに行って（いるように、観えました）
松澤選手に振られ、最後、打ち抜かれ、連続失点で７－１０
ここも、９－１０まで戻すも、また左右に振られて９－１１
第３ゲームはやっと３球目攻撃が序盤で決まり、
サービスエースも多く、１１－３と大差
ところが第４ゲーム、またも４－３から、
スマッシュがネット、松澤選手、ブロックからのドライブ、押されて
４－７
ここで、かすみんが日本選手相手では珍しい、ピンチでのタイムアウト
タイムアウト明け、１本エースで５－７としましたが
そこから、またも、左右に振られて打ち抜かれたり、ミスが続いて
５－１１
すごく悪い流れ
ゲームカウントは１－３
第５ゲーム、石川選手のサーブからで
５球目、ラリー（このラリーは良かった！）
松澤選手のサーブで、スマッシュなどで
４－０の立ち上がり
このゲームは３球目攻撃が多く決まり、
１１－３
と、またも大差で取り返し、ゲームカウント、２－３
ただ、３球目攻撃をブロックされて、それが決まったのが気になりました
第６ゲーム
かすみんのリターンエースになりそうなボールを松澤選手、ブロック
７－５から、ミスが続き、
７－９
ここで、サーブ順は松澤選手
硬かった
ように思う
松澤選手がミスして、８－９
すかさず、松澤選手のベンチがタイムアウト
しかし、かすみんの勢いを止められずに、石川選手が４連続得点で逆転
１１－９
これで、第７ゲームへ
序盤、かすみんのサーブからスタートで
かすみん、つっつきをネット
３球目攻撃を松澤選手がブロック！
ネットインもあり、１－４
打ち合いで打ち勝ち、２－４
ナイスドライブで３－４
コートチェンジは３－５でしたが、この２本で
流れが変わったように感じました
松澤選手のサーブレシーブが甘くなったところを、
得意の体ごと相手コートに突っ込んでいくような３球目で
１１－７
ガッツポーズが出た、石川選手
そして、藤井寛子選手との、やはり接戦を制した、福原愛選手と、
２年連続、同じカードでの決勝戦
去年は、愛ちゃんが圧倒して優勝しました
かすみんは、この決勝が一番いい出来でした（切れるまでは）
ただ、体ごと突っ込んでいく３球目攻撃がなかったです
第３ゲームをエースや逆を突くフォア、チキータ、バックフリックが
かなり決まってました
第４ゲームは互いに大きな連続得点がなく、接戦で終盤へ
８－８から愛ちゃんのサーブ
リターンエース
かすみんの打球がオーバーで
９－９
かすみんのサーブ順
サーブを打つ体勢に入ってから、
自ら「攻めの」タイムアウト
いつもは、このタイムアウト後に、驚きのサーブでドーンと行くんですが・・
２点とも、愛ちゃんに取られて、９－１１
ゲームカウントは２－２のタイに戻っただけ、
と考えれば・・
しかし、このタイムアウトで獲れなかった第４ゲームがターニングポイントだったと思います
第５ゲーム、かすみんは自分のサーブ順で、なかなか得点が獲れません
２本とも獲ったのが１度もありませんでした
第６ゲームは、かすみんの集中力が珍しく、切れたね
なすすべなく、３－１１
愛ちゃん、優勝を決めて、ガッツポーズ
まだ、録画は観てませんが、
スポーツニュースでは、
いつものように、メモを書いてるわたくしがいました
ここ数年、女子のシングルス決勝は、あっさりと決まることが多かったですが
今日は５０分を超える試合で、白熱
表彰式、石川選手の表情は硬かったですが、この
愛ちゃんと目が合って、笑った姿に救われました
愛ちゃんは、すごかった！
