龍体文字で青空




上記事からの続きです。

 

始めに動き出す心の次元です。
ウの言霊を象徴する言葉は 生まれる 動く 産むです。
初めの動き出しというイメージです。

掛け声でうんとこしょ、どっこいしょ と言いますね。
トイレで踏ん張るときもうーん などニコニコ

ウのは人間の本能的な欲望や感覚の次元です。

今ここにいるという感覚の基盤、誰しも必ずある(ないと産まれることもない)ものです。

この次元の発展したものは経済や産業です。



記憶、経験や知識の次元です。
人は産まれてからいろいろな事を経験し、記憶し、知識を蓄えます。

オの言霊が象徴するのは尾です。
長く伸びる尾は脳内の神経細胞が発達していく様子を想起します。

この次元が発達すると学問や科学が盛んになります。



アの次元は感情や芸術や信仰です。

アの言霊が象徴するのは愛 天(アメ)です。
ここでいう天は、現代人の感覚では宇宙です。

赤ん坊は知識も経験もなく純粋無垢な状態で生まれます。
宇宙から生まれたそのままの姿です。

赤ちゃんのア 愛のア 天のア

純粋無垢なもの 全てを包容する純粋な力

何かに感動したり、感謝したりする時は、心はアの次元にいます。

暑くもなく寒くもない晴天の空の下や
温泉につかった時に思わずでてしまう「アー」
アの次元の心から出る音霊です。


* 画像は龍体文字で青空

参考文献

コトタマ学入門  島田正路
古事記と言霊   島田正路
パラダイムシフトを超えて はせくらみゆき