ギャンブル依存症は治らない | さなじゅんオフィス

さなじゅんオフィス

宇宙人物語・じいじとばあば・恋愛・時事評論のブログ


この世に公共ギャンブルがある限り、ギャンブル狂は存在していく
ギャンブルに私的も公共もないのに
競馬や競艇や競輪さらには、オートレースやトランプやパチンコと業態を変え生活に密着している

タイマン勝負ならまだしも、機械や他人がやる競技の勝ち負けなど的中させる事が難しい

一攫千金を夢見るのは貧乏人の性だ

苦労したくない人間が大金欲しさに「夢の宝くじ」を追うのも、原因は様々だが、他人に騙されて背負い込んだ借金や保証人倒れもその要因となる


私の銀行員時代には、学校の教員がボウリングに没頭して背負い込んだカネが数千万円となり、窓口で泣きじゃくり夫婦で土下座までする人生になった


ギャンブルに何の関心もない人間が、ある日競艇場まで上司を送迎させられ、迎えに行った事で誘惑に乗った人間もいる

美人でもない女性に性の夢を期待したり、身分不相応に飲み食いしたりして

カネを使い果たし、一発勝負する環境に溺れていくのも知っている

活きる借金は利用価値は有るが、負債補填のために借りるカネは
簡単には返せないから、犯罪の道へ堕落していく

「何とかなる」は無責任なのだが

消費者金融に行く程になれば、高金利の餌食になって行く

自分で努力する能力がない人間は、借金の道を選び借金地獄へ突き進む

ギャンブル依存症は、負けた日は自己嫌悪に陥り、俺なんて死んだ方がマシのクズ野郎だと悟るものの


翌日になれば、今日は「もしかしたら少しでも取り戻すかも知れない」と、ドツボにはまっていく現象だ

日にちが変われば自己反省を忘れ、やっぱり「カモ」になって行く
毎日、一発逆転出来そうな気持ちになって、今回まで今回までと言い聞かせても「勝てない」

宝くじも買わないと当たらないが、買ってないならもう数百万円、貯まっている人もいる

子供の結婚式費用を競艇で50万円勝ったと言う親父の個人信用情報を見れば、あちこちで借りまくっている

先輩にもパチスロで月間30万円勝っていると事細かく手帳に収支を記載していたのがいたが、ストレスにより癌になって命を落とした

家族によると、ずっと借金に追われていた人生だったそうだ


普通のサラリーマンが300万円以上の借金をしたら、定年まで払えないから、「個人事業主」になって、銀行融資を受けるしか手はない

ただあまりにも借金手法が無知で、カードキャッシングや消費者金融に安易に手を出しすぎていれば、厳しい状況も有る

ギャンブル依存症が借金地獄になるのは、いとも簡単だ
借金額が1000万円になれば離婚した方が得策だ
苦労を分かち合う「愛」は不要だ

ギャンブルは「勝ちそうでどうしても勝てない」モノ


ましてや、機械に細工する「競馬ゲーム」や「パチンコ」は、卑怯だ

競馬ゲームマシンは、ゴムで電気を遮断していて仮に的中しても、最低の確率に操作している

胴元がそんなにカネは持っていない
ギャンブルは、先ず「借金から入る」事を知るべしだ

ギャンブル依存症とは借金依存症で有る

競馬新聞に赤ペン入れて検討していた店主の天ぷら屋は、やがて潰れた

自分勝手に借金した奴が、海外投資モノに親友を犠牲に巻き込んだ詐欺ケースも有る

ギャンブル依存症は開始時間まで待てない程、ハマり過ぎている
パチンコ店に蛍の光♬まで居座るのも依存症に同化している

世界中のギャンブルに、富みを築いた者など皆無だ
オカネの欲望は、自分を壊し、家族を壊し、幸せを壊していく