ライ麦パンの国 ドイツへの旅 vol.5 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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Mittwoch 27,Juli,1994

すがすがしい朝に新鮮な空気の中で食べる食事が、一日の食事の中で一番好きです。
ホテルでも、ブロート(パン)とボリュームたっぷりなものをしっかり食べます。
一日分のエネルギーがしっかり充電されますね。
この日は隣町のフリートラントにあるヨーロッパ・ブロート・ミュゼアムに行くことにしました。
しかし駅に着いてみると、まわりには何もなく、田園風景ばかりでした。
列車を待っている人が、外国人の私にどこまで行くのか尋ねてくれました。
目的地を告げると、駅から8キロほどのところであるとのこと。
交通手段が全くなく、とても暑くて諦めざるをえませんでした。
一日の目的がしぼんでしまったので、急遽予定を変更して、カッセルに行くことにしました。
メルヒェン街道のカッセルは、かなり大きな街で公園がすばらしかったです。
グリム兄弟博物館にも立ち寄りました。
カッセルのとあるパン屋で、ライ麦のフォルコルン ブロートを買いましたが、ドイツ語の表現の仕方がまずかったせいか、笑われてしまいました。
くやしー!
パンは結構酸っぱくて重たいもので、ひとつが1キロありました。
しっかり噛みしめて味わいましたよ。

写真は列車のチケットとフォルコルン ブロートです。