やっぱりケニーGの音色が好きなのでヤナギサワ・メタルをハイバッフルに改造しました | 愛しのジャンポール

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元BASSIST、現在ALTO SAX吹いてます♪

ヘンな音楽とかフツーの音楽とか、楽器、サクラ大戦、スズメ、カエルさんとか… 
ドーデモイイ日記ですがよろしくよろよろですのだ (・o・)

 
6月7日(金)晴れ



みなさま
コンバンまークマ



今日買った本↓


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本『愛しのインチキガチャガチャ大全 ―コスモスのすべて―』 (双葉社)



チト高いので(1890円)、買うのを我慢してた本なのですが…
今日はマウスピース改造記念(後述)ということで、買ってしまいました。
何かとかこつけて、無駄遣いを正当化しております。

ガチャガチャ… 私(昭44生)が小学生の頃は、現在のよりカプセルが小さくて20円でした。
100円のもありましたが、利用してたのは専ら20円ガチャガチャでした。

粗悪で著作権無視、何ともインチキ臭い、というかインチキそのものだった当時のガチャガチャ。
そんな懐かしいガチャガチャのメーカー、コスモスを集成したアラフォー世代にはタマラナイ本です。

コスモスは、昭和52年に創業し、昭和63年に倒産(わずか11年!)とのことです。
私のガチャガチャの最も古い記憶がスーパーカー・ブームの小2の頃なので、創業の昭和52年と合致し納得します。


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スーパーカー消しゴム(消しゴムとは名ばかりで全く消えなかった)は、私も大量に集めてました。
懐かしいから、少しぐらい残しとけば良かったです。



このカップめんキーホルダーも集めてました↓

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「めんコク」が好きでした。
マダムヤン(楊夫人)は8時だョ!全員集合の志村けんを思い出します。



めんコクのCMがYouTubeにありました(2番目に登場します)↓


あぁ懐かしい~ なんか泣けてきたしょぼん



そして、やはり何といってもガンダムですね!
消しゴムもですが、このメタルのフィギュアも集めてました↓

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今でもズゴック、アッガイ、あと載ってないけどザク、グフ、ジムの5体は探せばまだ持ってると思います。
ガンダムとジオングは大人になってから捨てました。



他にも、ワームマンのパチもん、モーラのパチもん、なめ猫のパチもん、スライム、うんち、ゲームウォッチ消しゴム…etc.
なつかしすぎてなみだちょちょぎれます。

1890円という値段はちょっと高かったですが、心が満たされました。
ありがとうございます。






さて、話を変えます。
ここからが本題です。




このあいだ買ったソプラノのマウスピース、ヤナギサワのメタル9番ですが…
やっぱり私の好みの音ではありません。

YouTubeで色んなソプラノの音を聴いてたんですが、やっぱりケニーGみたいな音がいいです。
ということで、ハイバッフルに改造しました。(またかいな。)



買ってまだ1週間しか経ってませんが、思い切ってやってしまいます。
先ずはマスキング。

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まだ新しくてピカピカなので、しっかりマスキングします。



エポキシパテを盛ります。

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今回もセメダインの金属用の10分硬化型を使用。(まだいっぱい余ってるので…)




硬化後、キズを付けないように慎重に削って…
出来上がったら、マスキングテープを剥して一応完了。

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写真では判りにくいですが、ハイバッフルでも今回はそれほど高くはしてません。




早速、試奏しに行ってきました。
(ヤスリとナイフも持って行って…)


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吹いてみた結果は…

バッチグーです◎ ←最新流行語ガーン

音色が明るくなり、音抜けも良くなって凄い音量が出るようになりました。
今回はメタルだからかハイバッフル化による音痩せは、前回のセルマーのスーパーセッションより気にならないようです。
けど、当然ながらケニーGのデュコフのような音は出ませんけどねガーン

パテの食い付きが悪くて、ティップ付近の削って薄くなった部分がポロポロ剥がれてしまいますね。
やっぱりペーパーでキズを付けておくべきだったのでしょうけど、まだ新しいのでさすがにようしませんでした。



試奏しながら更に削り、こちらが現在の状態↓

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先の方がちょっと削りすぎました。もう少し残しておけば良かったです。



とりあえずは完成ですが、しばらくの間は吹きながらちょこちょこ弄っていくつもりです。
まぁ、ソプラノのハイバッフルの改造もこれで2本目なので、だいぶ手馴れてきたようです。

以上です。






ところで、YouTubeにこんな動画がありました。

親バカのケニーGです↓


Kenny G with his son, Max G

髪型が一緒だとやっぱりソックリですね。



因みにこちらがマックスGの、話題の某ギター・コンテストにエントリーした動画↓

Mayones/Seymour Duncan Solo Contest - Max Gorelick #MayonesDuncan





親バカ、その2↓

Kenny G and Austin G "Over the Rainbow" at Humphrey's San Diego

こちらの方が親バカ度は高いです。






ケニーGといえば、パット・メセニーからその音楽性をボロクソに批判されてますが…
(これがケニーのことをボロクソに言ってるメセニーの動画↓)




インタビューの内容↓
http://www.jazzoasis.com/methenyonkennyg.htm



「彼はミュージシャンなんかじゃない」とか「フレーズに乏しい」とか、かなりキツイことを言ってますが…
メセニーの言ってることは、(私は英語力がないのでインタビューの全部は理解してないが)確かに納得がいきます。

私もCD店に勤めてた頃、ケニーGが新譜を出す度に「毎回同じようなのばかり出しやがって」と思ったものです。
「あんなのジャズ/フュージョンでも何でもない、イージーリスニングやないか!」と思ってました。
今でも全くその通りだと思っています。

けど、やっぱり彼の音色、彼のメロディーの歌わせ方というのは素晴らしく、他の追従を許していません。
それに彼の人柄というのを正確なところは知りませんが、きっといい人だと思うのです。
そのような音楽家の人間性と、創造される音楽/作品とは、無関係とは言い切れません。
特に日本人は困ったことにアーティストと作品を別個に考えられずドラマを求める傾向にありますから…
上に挙げた息子との共演の動画も大らかに捉えれば、微笑ましいではないですか。



昔正月のテレビ番組で、日本の女子高生がケニーGと一緒に演奏して亡くなったお父さんに聴かせてあげたいという夢を叶えるというのがあって…
彼女はケニーの代表曲でもある「ザ・モーメント」を演奏するのですが、ケニーは「一緒に演奏してはいけない」というレーベルとの契約があって、結局彼女一人で演奏することになりました。
それでケニーは彼女の演奏を聴くだけということでしたが、途中でケースから楽器を取り出し、何と最後には彼女と一緒に吹いてしまうのです。
そのためにケニーは、あとで膨大な違約金を払ったそうです。

いい話です。テレビなんて信用出来ませんからこれも台本の一部なのでは?と疑うのは止めておきましょう。
このようなエピソードは、あのハートウォーミングな音色を奏でるケニーには似合います。



ケニーの音楽をジャズ/フュージョンとして捉えるから、メセニーも我慢ならないのでしょう。
けど、もっと大らかに見れば、ケニー及びケニーの音楽は最高のエンターテイメントだと思います。
最近になってやっと私は、再びケニーGを受け入れられるようになりました。



あぁ、アルバム『ザ・モーメント』のCD、随分昔に捨ててしもたわ。
捨てんといたらよかったな…

代わりにこのベスト盤で「ザ・モーメント」を聴いてます↓


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CDケニーG 『グレイテスト・ヒッツ』


ケニーGのベスト盤はあと2枚持ってるので、このベスト盤は知人にあげるつもりですが…
ボーナスCD付きの初回盤なので、あとで後悔しないかが少々心配です。


まー。





Kenny G - The Moment






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