『わが命つきるとも』映画鑑賞 | うさぎくんのお薦め映画ブログ

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『わが命つきるとも』映画鑑賞。1528年、イギリス。国王であるヘンリー8世は、現在の妻と離婚し、愛人であるアン・ブーリンと結婚しようとしている。しかし、カトリックのイギリスでは離婚にはローマ法王の許可がいる。ローマ法王に国王の離婚を弁護できるのは信仰心の篤い主人公トーマス・モアのみ。だがモアはカトリック教徒は離婚すべきではないとして、国王の弁護を拒否する。権力に屈することなく自分の信念を貫き続けるモアの後年を描く実話に基づいた作品。

ヘンリー8世は生涯6人の妻を娶った。アン・ブーリンは2人目の妻である。ヘンリー8世は自分と異なる意見を言う側近や気に入らない妻を断罪するなど非道で苛烈な人物であったとされている。ちなみにアン・ブーリンは激しい気性で言葉使いも荒く、贅沢で派手好みであった。ヘンリー8世は結婚後アン・ブーリンを激しく憎み、結婚してから3年後に離婚し、そしてその後、斬首刑に処した。