若い時の話 | 【雲の向こうはいつも青空】PAREANAのblog

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幸せは自分の感じ方次第。小さなことも喜べる人になりたい。

昔、労働省(現 厚労省)の外郭団体で働いていた。

私以外の職員は全員お偉い方々の天下り。
つまり仕事に穴を空けることができなかった。

親友の結婚式が遠方であったが、出張と被っており行けなかったし、熱が出ても点滴を受けて仕事をした。

何よりも問題だったのは直属の上司。
完全主義者と言えば仕事だから当たり前かもしれないが、いよいよ上司が後1年で定年を迎えるという時に、後任の方が困らないようにと上司がやるべき仕事も全部私に任せてきた。

ただでさえ上司独特のやり方に仕事量がどんどん増えていったのに対し、もう一人分。

いくらこれ以上は。。。と言ってもPAREANAさんならできるからと。
休日も密かに出勤して仕事を片付けていたことなど誰も知らない。

まだ若かった私は、4年で見切りをつけた。

退職届を出したら、上司がちょっと待ってくれ、と、私の退職届を保留し、自分が退職届を提出。
まだ任期は1年近くあるというのに。

結局上司は任期途中の退職が認められず、私は3ヶ月の引き継ぎ期間後に自由の身となった。

しかしその後、誰も勤まらず、入っては辞めの繰り返しで、2年くらい戻って来て欲しいと言われ続けることに。

その時の教訓。

自分の目的の為に仕事する以外に体を犠牲にしてまで仕事に身を捧げる必要はない。