今回は、レッツ４で夜間走行時にヘッドライトが異常に暗いとの内容です。
点検してみるとヘッドライトのソケット部が溶解して光軸が狂ってしまっているのが原因のようです。
下の写真が同型機種のレッツ４となります。
ヘッドライトが駄目な為、良品へ交換して作業は完了です。
下が交換した駄目なヘッドライトです。
赤色囲みのヘッドライト球が斜め方向へ付いています。
下は良品のヘッドライトとなります。
黄緑色囲みのヘッドライト球は真直ぐの正常な位置に付いています。
赤色矢印がヘッドライト球が斜めに付いた物で、黄緑色矢印が正常な物です。
ヘッドライトの裏側からの写真です。黄緑色囲みに比べて赤色囲みのソケット部は斜めになっています。
上の黄緑色囲みが本来、電球の突起部が入る位置ですが、下の赤色矢印の突起部は溶解して横側迄移動してしまっています。
下記のブログに関連内容を載せていますので、宜しければご覧下さい。
※今回のヘッドライトが暗いと言うのは、ヘッドライトのソケット部が溶解して光軸がズレて適正な照射が出来なくなったのが原因です。
ソケット部が溶解した主な要因として考えられるのが、Hi/Lowの同時点燈による過熱、ヘッドライトレンズの汚れ変質によるヘッドライト内の熱溜まり、ヘッドライト前面の遮蔽物（前カゴ等の荷物等）によるヘッドライト内の排熱不良による熱溜まり、ソケット・ヘッドライト球の接触不良による過熱等が考えられます。
（ヘッドライトのレンズ部はクリアで無いと光の透過率が悪くなり、熱が籠る原因となります。）