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自動車メーカー製軽四のクルマいすリフト車は三菱ミニキャブがもっとも多く利用されています

搭載されているリフトは米国製のブラウン社のものですが他の自動車メーカーがスロープ車のため

古くなってもまだ現役で頑張っています

宅の会社でもこの車種の故障修理のご相談は多く、今回も市内の業者さんから

修理のご依頼を頂きました。

症状としては車内に格納状態にあるリフトのプラットホームが一晩くらいすると手前に

倒れバックパネル(バンパー中央部分)を開くことが出来なくなるとのことデス

このクルマのリフトですが米国から輸入して車両に搭載している年次のロットで細かな仕様が

異なるため動作の仕掛けも違うものが多いようですね

以前、同様の症状で入庫した車両は基本的に作動油の漏れがひどく診断時の点検中に

プラットホームのリークダウンが見つかりましたがその時はあるべきロック機構が

以前他の業者さんに入庫修理した時に何故か外されていたのが原因のひとつでした(ノ゚ο゚)ノ

今回はその機構そのものが無いモデルでソレノイドSWのみで制御している様子です

ソレノイド弁(これを解放することで油圧シリンダーの圧力を逃がしリフトを下げます)は定期交換

してあるようですが作動油はどうでしょうか??

作動油は粘度指定のあるもので通常飴色か赤色の着色されたものを使用します

ATFよりは粘度があるOILです

作動油のタンクから上抜きしてみました

上の作動油はトマトジュースくらいの感じで3回目に抜いたものです

では最初からどんな感じのOILが出てくるかというと

一番め → 3000kmくらい走った軽四のエンジンオイルくらい黒いやつ

二番め → トマトケチャップくらいの赤いドロドロ感のOIL

三番め → デルモンテ・トマトジュースくらいの不健康な血液のようなもの

もともとの作動油は赤く着色してあったのでしょうが最終的に希釈交換を続けていくと

明らかにモーターの作動音が軽くなりリフトの降下動作もスムーズに変化していきます

分解しての目視ではないので想像の範囲ですが、このリフトの下降は上昇時に作動ポンプで

蓄圧したシリンダー内の油圧をソレノイドのチェックバルブをリリースさせることで開放し

降下させています

ですからここのシート面(金属同士が高い面圧で油圧を保持する構造)に長年の作動油の

スラッジが堆積しここに摩耗粉が噛み込み一晩程度の時間で油圧漏れを起こしていたものと

考えられます

作動油圧を繰り返し交換している時、バルブシート付近のOIL流速が速くなりゴミが通過した可能性が

考えられます

作業後二晩程度の時間観察しても問題なさそうなので納車をすることにしましたが

もし、何らかの要因で駐車中リークダウンした場合バックパネルが解放できなくなり

リフトそのものを操作できなくなる恐れがあるため、緊急SWを一つ取り付けてもしもの時の

応急処置が現場対応できるようにしておきました

みなさん作動油の定期交換やっていますか?

 

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