皆さんこんにちは、MECです
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本日はニュージーランドからのニュースです
羊などの家畜に「おなら・ゲップ税」導入
(参照記事:CNN、弘前大学農学生命科学部)
羊の数が国の人口の11倍近くもあるNZ
家畜が排出するガスが地球温暖化をもたらすとして、
気候変動対策のため、
アーダーン首相は11日の記者会見で、家畜のゲップやオナラ、汚物によるメタンガス排出に対して農家に課税する提案を進める方針を確認しました
早ければ来年度から実施するようです
税金はメタンガス排出削減に向けた研究費として使われます
家畜や食肉の輸出大国、NZ
国内の畜牛は約1000万頭、ヒツジは約2600万頭
NZの温室効果ガス総排出量の半分は農業が占め、その91%は生物から排出されるメタンガスが占めているとのこと
生物から排出されるメタンガスには、短期的には二酸化炭素の80倍を超す温室効果があります
このため政府は、
- 家畜の消化器内でメタンをつくるバクテリアの抑制
- メタン生成の少ない牧草の開発
などによる排出ガスの削減研究に10年計画で取り組むことを発表しました
今回の「おなら税」「ゲップ税」「汚物税」、畜産農家の飼育数に応じて課税されます
1頭あたりの見込み額は、
- 羊 9セント(約6.3円)
- 牛 54~72セント(約38~約50円)
で、平均的農家の負担は年300ニュージーランドドル(約2万1000円)前後になるそうです
農家から反発が出ていますが、政府がNZの畜産地帯に出向き、各地で説明会を実施、説得に動いています。
ホッジソン・エネルギー相は
”「一時的には農家の負担になるが、研究は増産にも役立つ」”
と述べています
アーダーン首相は、
”「この法案により、ニュージーランドの農家は温室効果ガス排出量の削減において世界を牽引することになるでしょう。それが競争上の優位性をもたらし、わが国の輸出ブランドを高めるはずです」”(引用元:https://www.vice.com/ja/article/k7bpke/new-zealand-cow-fart-tax-farmers)
と語っています。
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