今夜になりました^_^
どなたでも
大好評の伊泉龍一先生のスピリチャリズム講座。
スピリチュアルと言っていますが、その始まり、中身を知っていますか?
前回は、テレパシーや霊をまじめに研究するイギリスサイキカル・リサーチ協会のあれこれとそれがアメリカへ渡っていく過程を聞きました。
単発で聞いても面白いので、初めてでもぜひどうぞ。
*講師:伊泉龍一先生
*日程:4/4(木) 19:00~21:00(18:50開場)
*大阪駅前第3ビル17階会議室
会場アクセス←こちら
*受講料6,000円(配布資料コピー代実費別途要)当日、講座前に受付
📩申しこみは
info_angelica@yahoo.co.jp
数野ギータまで
🥂講座終了後に懇親会を予定しています。
講座始まり前にご希望お知らせくださいませ。
★次回内容★
【アメリカでのサイキカル・リサーチ協会設立と『生者の幻』への批判――「超常現象」の統計学的調査が「有意」であることは、それが「真」であることを証明したことになりえるのか?】
1882年、イギリスではケンブリッジのトリニティ・カレッジの哲学教授ヘンリー・シジウィックが初代会長となった「サイキカル・リサーチ協会」(通称SPR)が結成されました。さらに1885年1月8日、アメリカでもジョーンズ・ホプキンス大学の天文学教授サイモン・ニューカムが初代会長となりサイキカル・リサーチ協会(通称ASPR)が結成されました。こうしてイギリスとアメリカの両方の地で、一級の学者によって率いられた「超常現象」の本格的な調査研究をする機関が誕生しました。そして1886年には、イギリスのSPRのエドモンド・ガーニーによって書かれた『生者の幻』と題する大著が、イギリスのSPRの研究の最初の成果として世に問われることになります。これは統計学的な手法を用いることで、人間同士の間で通常の感覚器官を介さずに思考やイメージが伝達される可能性を調査した結果をまとめたものでした。
今回は、ASPRが設立する状況から、ガーニーの『生者の幻』の内容が賛否両論の論争へと発展していく状況を追っていきます。その過程の中で浮かび上がってくるのが、SPRが行っていた「超常現象」を研究するための方法論自体への批判です。それは擁護派のウィリアム・ジェイムズと批判的な態度を取ったASPRの会長サイモン・ニューカムの間の論争へと発展していきます。さらには論理学者・哲学者のチャールズ・S・パースや哲学者ジョサイア・ロイス、心理学者グランヴィル・スタンリー・ホールらからも強い批判が提出されます。
そもそも「実証科学」の基準に従った形で「超常現象」を研究することは可能なのか? 当時の論争を通して、この分野の研究に常につきまとうその難題について改めて考えてみたいと思います。
★次回以降日程
5月30日(木)
6月20日(木)
7月18日(木)
以降、調整中
伊泉龍一先生ホームページ