昨年から始まったスピリチャリズムについてのスピリチュアルとわたし達が呼んでいる現象はどんなもので、どのように始まり、変遷してきたのか、歴史、思想、当時の新聞や手紙も含めて詳しく聞いてきました。
連続ですが、気になる回だけ聞いても楽しめます。普段は聞けない話ばかり。
今回は、ついにテレパシーについて、次回の内容は下記の通りです。
単発でも是非どうぞ。
*講師:伊泉龍一先生
*日程:11/29(木) 19:00~21:00(18:50開場)
*大阪駅前第3ビル17階会議室
会場アクセス←こちら
*受講料6,000円(配布資料コピー代実費別途要)当日、講座前に受付
*申込&問合せ先
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数野ギータまで
🥂講座終了後に懇親会を予定しています。
【いかにして本格的な「超常現象」の調査研究は始まったのか?――「テレパシー」の概念化と脱スピリチュアリズム】
「今日「超常現象」と呼ばれている分野を初めて本格的な調査を開始する研究団体ソサエティ・フォー・サイキカル・リサーチ(SPR)が、1882年2月20日のイギリスで正式に発足します。それ以前にもミディアムを調査したり、未知の不可視の力の存在を検証する実験などが、何人かの科学者たちによって実施されてはきましたが、いずれも単独で単発的に行われたに過ぎず、組織的かつ継続的に行われることはありませんでした。一方、ケンブリッジの倫理学教授ヘンリー・シジウィックが初代会長となったSPRは、これまでにはないしっかりとした方法論を模索しながら、着実な調査研究を進めていくことになります。
今回は初期SPRの活動に焦点を当てていきます。
たとえば、今日一般的な用語としても使われている「テレパシー」という語は、結成当初のSPRが行っていた「思考伝達」の実験の結果から生まれた用語です。それは当初、霊の存在をいったん括弧に入れ、交霊会での現象を説明するための仮説として使われていました。
また、ウィリアム・エグリントンという当時の有名なミディアムを巡って、SPRの内部で見解の対立が生じていく状況を追っていきます。それによって交霊会の参加者の目撃談を、そのまま事実として受け止めることの問題が明らかとなっていきます。
霊は存在するのか? 超能力はありえるのか? 今回はそうした疑問に対して、初期のSPRがどのような姿勢で取り組み、どのような結論に至るのかを追っていきます。」
★次回以降日程
12月13日
1月17日
2月7日
以降、調整中
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