清々しい新緑の候・・・と思いきや、連日真夏日という自律神経ダメージを受けている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さてさて、昨日からまた大麻取締法違反でメディアがこぞって大麻について取り上げておりますが、そもそもなぜ安易に薬物に手を出してしまうのか本当に理解に苦しみます😩
人間は弱い生き物です。
一時の快楽に溺れ、一生の副作用を背負う方がよっぽど覚悟が必要だと思うのですが…💦
こちらはウィーン写本という1世紀に書かれた書物に登場する大麻。
2000年前から大麻は認識されて存在していたというから驚きです。
※そもそも大麻って何?→教えてWikipedia
「大麻」というと種子は七味唐辛子に使ったり、茎を麻繊維として使用したり意外と身近な感じがするかもしれませんが、これらには有害成分はもちろん含まれていません。
「大麻」だから大丈夫~なんて言ってる方、大麻はマリファナですから😱‼️
最近の研究では大麻(マリファナ)の有効成分でもあるカンナビノイドが、大脳皮質神経回路の破綻をきたすことが科学的に証明されました。
ただ…危険性と言うだけなら、たばこは発がんリスク、アルコールも脳症や判断力低下、そして気軽に大量処方されるベンゾジアゼピン系薬剤は脳萎縮・健忘・依存など添付文書にもしっかり記載されており明らかに有害なのに取り締まり対象にならないのは他者への加害行動の差なのか大人の事情なのか・・・疑問に思うところは多々ありますが💦
もちろん終末期医療など大麻の有用性・必要性はあります。
若気の至りで安易に手を出す代償は一生をかけて背負わなくてはなりません。
今が良ければ良いという刹那思考ではなく30年後、50年後を想像してみて下さい。
心身に悩みを抱え、ベンゾジアゼピン系薬剤を大量に飲んでいる方がたくさんいます。
辛いことだらけの毎日、電車に飛び込んでしまう人身事故も毎日絶えません。
辛いことのない人間なんていないんです。
ある有名な台詞ですが、世の中は残酷であること、そして世界は美しいこと
改めてかみしめてみると心が軽くなる気がするのは私だけでしょうか?