― 基板交換を決める前に気づいたこと ―
2019年9月に購入した日立の洗濯乾燥機。乾燥機能は一度も使わず、洗濯専用として
毎日気にとめることもなく使ってきました。
この洗濯機を選んだ理由の一つが、冬場に大変便利な「風呂水(お湯取り)機能」
です。
ところが最近、洗濯が終わっても浴槽の水がほとんど減っていないことが増えてき
ました。
よく見ると、すすぎで風呂水を使っていない
動作を注意して見てみると、
- 洗いの工程では、きちんと風呂水を吸い上げている
- でも「すすぎ1」「すすぎ2」になると、いつの間にか水道水に切り替わっている
表示も消えており、どうやら意図せずお湯取りが止まっているようでした。
日立の修理サービスに症状を電話相談すると、
「プログラム基板の不具合かもしれません」とのこと。
修理は基板交換で、出張料込み約37,000円と言われました。
正直なところ、日立の日本製で6年ほどで基板交換という話には少し引っかかるものがありました。
手作りモードで試してみた
そこで取扱説明書を読み直し、「手作りモード」で設定を変えて試してみました。
すると、
- 洗い+すすぎ1回までは風呂水で動作する
- すすぎ2回を設定すると、やはり途中で風呂水が止まる
完全に壊れているというより、
ある条件を超えると止められている
そんな印象を受けました。
取説を読み直して気づいたこと
さらに説明書をよく見ていて、気になる一文に目が留まりました。
風呂水ホースの長さは3m以内
そこで実際に測ってみると、我が家のホースは約4mありました。
付属ホースが長いため、据え付け時には特に問題視されなかったのですが、
性能保証の前提は3m以内だったようです。
新品の頃は余裕で動いていても、
年数が経ってポンプの力やホース内部の通りが少し落ちると、
すすぎ工程のような条件が厳しい場面で限界が出る――
そう考えると、今の症状にも納得がいきました。
今回の結論
今回の不具合は、
- 基板が壊れた
というより、 - 洗濯機が「風呂水を使うには条件が厳しい」と判断して止めている
可能性が高い、という結論に至りました。
つまり
制御は正常で、使い方の条件が設計ギリギリだった
というわけです。
選んだ対応
近々、サービスの訪問を予定していますが、
- 基板交換は見送る
- 出張料+風呂水ホース交換のみお願いする
- ホースは3m以内に調整
- その状態で、標準コース+すすぎ1回が最後まで動くか確認する
という判断をしました。
洗いとすすぎ1回までお湯取りが使えれば、
この洗濯機の良さは十分に活かせます。
まとめ
- 高額修理を決める前に、取扱説明書を読み直す価値は大きい
- 付属品がそのまま「推奨条件」とは限らない
- 洗濯機は、壊れる前にきちんとサインを出してくれる
高額な日本製の洗濯機でしたから、10年以上は使いたいと思っています。
今回の件は、
基板交換を急がず、まず条件を見直す大切さ
を改めて感じた出来事でした。
追記
その後、日立サービスの方に点検してもらい、風呂水ホースを交換したところ、問題は解消しました。
動作確認の結果、基板交換は不要でした。
ホース交換後はお湯取りの水量も増え、動作音も静かになりました。
また、「すすぎ1回を風呂水で行う方が風呂水を使う場合は洗濯物はきれいになる」というサービス方の説明にも納得できました。
今回の件で、家電は「壊れたかどうか」よりも「設計条件どおり使われているか」が大切なのだと実感しました。
チャッピー の回答は必ずしも正しいとは限りませんが、今回は正解でした。