2018年1月14日、イギリスのテレビチャンネルBBC Oneにて放送されたドキュメンタリー番組『The Coronation』。映像はここからあと数日見れるようです→【外部リンク】(BBC One)

背景の椅子がER(エリザベス)とP(フィリップ殿下)なんですね💛

 

 

エリザベス女王の戴冠式を題材にした番組は当時の映像や秘話を交えながら振り返り、エリザベス女王も自ら出演し「父の戴冠式に出席し、自分の戴冠式も開催しました。どちらもとても素晴らしい式でしたよ」と語り、インタビュアーに「ご自身の戴冠式より、ジョージ6世の戴冠式の方をよく覚えていますか?」と質問されると女王は「(ジョージ6世の戴冠式の方が)はるかによく覚えています。ただ座っていただけで、何もしていませんでしたからね」と返しましました。

 

1937年にジョージ6世の戴冠式が行われた際、当時11歳だったエリザベス女王は父から体験したことや感じたことをノートに書き留めるよう言われており、ノートには「全てにおいて、とても素晴らしい戴冠式だった。ウェストミンスター寺院も同じ気持ちだったと思うわ」「父が王冠を戴いた瞬間、寺院のアーチ型の天井や梁が不思議な霧に包まれた。少なくとも私にはそう見えたわ」と書き留めてあったとか。

 

 

 

これらL戴冠式に用いられた王冠から女王のメイド・オブ・オナーまで、ドキュメンタリーで明らかになった女王の戴冠式にまつわる真実が紹介されました。
エリザベス女王

 

戴冠式用のドレス、ローブ、宝飾品に身を包み、ゴージャスなスタイルでウェストミンスター寺院に登場したエリザベス女王。

 

当時を振り返り、「王冠はたまに支障を来すこともありますが、どれも重要な宝器類なのです」と笑顔で語りました。ティアラはもちろん王冠は、宝石などの重みで首に大きな負担がかかるもよう。

そしてノーマン・ハートネルがデザインした戴冠式用のドレスを「型破りなデザイン」と表現し、「ウェストミンスター寺院まで乗っていた金の馬車は乗り心地が悪かった」と実はいろいろと不満を感じていたことを暴露

女王のメイド・オブ・オナーが大活躍

 

 

曾祖母アレクサンドラ・オブ・デンマーク

【英国王室・デンマーク王室】英国王妃アレクサンドラ・オブ・デンマークとティアラ・ジュエリー

 

1820年製ジョージ4世 George IV State Diadem (Diamond Diadem)。1333個のダイアモンドが、バラ、アザミ、シャムロックのかたちに整えられ169個のパールが冠の周辺部を彩る。身に着けたのは、ジョージ4世の姪であるヴィクトリア女王、ヴィクトリア女王の長男エドワード7世妃アレクサンドラ、そして現在のエリザベス二世女王も議会の開会式に臨む際などに愛用。


Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-エリザベス女王 ティアラ

Queen Elizabeth II wearing the George IV State Diadem

 

写真は若き頃のエリザベス女王、アレクサンドラ・オブ・デンマークの被った王冠(ティアラ) George IV State DiademDiamond Diadem)、ネックレスも身に着けています。

 

 

 

 

 

 

王冠に

エリザベス女王の戴冠式に用いられた聖エドワード王冠は1661年、チャールズ2世のために作られたもので、貴重な宝石が全体に施されている。王室の金細工師、ロバート・ヴァイナーが制作し、重さはなんと2.3キロ。戴冠式の最後、聖エドワード王冠は大英帝国王冠と交換されました。

こちらの王冠は、2,800個のダイヤモンドやサファイア、エメラルド、パールなどの宝石でデコレーション。国会開会式に出席される際にも使用されるのだとか。

 

「幸い、父と私は頭の形が同じです。なので一度王冠を被ると、落ちることは滅多にありません」「でもスピーチをする際、原稿用紙を見ることはできません。下を向くと首の骨を折りそうになるし、王冠が落ちてしまう可能性もあるのです」と振り返えり語っています。

 

1953年の戴冠式以来、65年間にわたりロンドン塔にて大切に保管されているそうです。

戴冠宝器は、140点の物品と23,000個の宝石で構成されて普段はロンドン塔に保管されているけれど、戴冠式の前夜はウェストミンスター寺院に移動。寺院ではリボルバーを装備したヨーマン・ウォーダーズ(ロンドン塔の衛兵隊)が12人体制で宝器を守っていたとか。

 

 

 

第二次世界大戦中、当時の国王ジョージ6世(エリザベス女王の父)の指示により、大英帝国王冠に施された貴重な宝石はビスケットの缶に入れられ、深い穴に隠されたそうで王室コメンテーターのアラステア・ブルースさんによると、ビスケットの缶はウィンザー城へと続くサリーポート(秘密の通路)の奥深くに埋められていたそう。その通路に入るトラップドアは今も残っているとか。

女王のメイド・オブ・オナーに選ばれた6人の女性たちの現在→【外部リンク

 

戦後のイギリスに明るい話題を提供し、一躍脚光を浴びるように。メイド・オブ・オナーのひとり、レディ・アン・グレンコナーさんは「伯爵、侯爵、もしくは公爵の娘で、それなりにスタイルや容姿がよかった女性たちが選ばれました」「今でいうスパイス・ガールズのように人気を集めていましたよ」と説明、女王は戴冠式の前に'Ready girls?と声をかけたそうです。

 

長時間にわたり重いドレスを着ていたため、ひとりのメイド・オブ・オナーは貧血で倒れそうになったとレディ・アン・グレンコナーさん。でもそんな緊急事態に備え、あらかじめクローブに気つけ薬を忍ばせていたけれど、あるメイド・オブ・オナーがカンタベリー大主教と握手する際、なんと間違えて気つけ薬の瓶を割ってしまい、寺院内に異臭を放ってしまったというハプニングもあったとか!

 

3歳のアン王女は戴冠式に出席を許されず、女王によるとチャールズ皇太子は10分ほど戴冠式に出席したとか。(チャールズ皇太子はその後妹のアン王女と宮殿で過ごしていたとか。)

 

「子供たちは(戴冠式の間)宮殿で何をしていたのかしら」「(チャールズ皇太子とアン王女以外に)たくさんの人や子供たちがいたと思いますが」

とエリザベス女王が投げかけると、ドキュメンタリーには、当時4歳だったチャールズ皇太子がエリザベス女王のガウンで遊んでる映像が映し出され、それを見ると女王は「いたずらが過ぎますね」と笑われました。

 

戴冠式に出席した歴代のクイーン

(曾祖母アレクサンドラ王妃、祖母メアリー王妃、母クイーンマザー、エリザベス女王)

ヴィクトリア女王、エリザベス女王